転職の場合、連絡先の書き方に注意があります。
連絡先は、現在勤めている企業の連絡先を使用するほうが楽と考える人も多いでしょう。
しかし、履歴書に、現在勤めている企業の連絡先は使用しないのが原則です。
電話番号やメールアドレスも、厳密には、企業の所有物です。
あくまで業務で活用するものであり、転職は、業務外です。
企業の所有物を、業務外の活動に利用するのは、就業規則に反する可能性があるため、控えたほうが賢明です。
ばれると社内で問題になったり、転職が不利になったりする場合もあります。
当然、現在勤めている企業だけでなく、転職先の企業にも、失礼です。
メールアドレスは、できればプロバイダーのメールアドレスが好ましいでしょう。
フリーメールアドレスは、差し支える可能性もありますが、状況に応じて使用可能です。
仕事の都合で電話に出られない場合は、次のような、わかりやすい説明を加えておくといいでしょう。
「メールでの連絡を希望」
「午前の連絡を希望」
「不在の場合、折り返し、ご連絡を差し上げます」
自分から連絡手段を希望するのは、失礼ではありません。
連絡手段の希望があれば、お互いにとってスムーズに連絡が取れるよう、記載しておきましょう。