執筆者:水口貴博

履歴書を作成するときの30の注意点

18

特技は、自分で作り出せるもの。書き方しだいで、武器にできる。

特技は、自分で作り出せるもの。書き方しだいで、武器にできる。 | 履歴書を作成するときの30の注意点

多くの人が軽視しがちなのが、特技です。

学歴や自己PRは、明らかに「重要」とわかるため、多くの人が真剣に時間をかけて記載します。

一方、特技は「おまけ」のような印象があり、多くの人が軽視する傾向があります。

しかし、特技を軽視しないことです。

多くの人が軽視する特技だからこそ、きちんとした内容に仕上げると、印象に強く残ります。

ただし、特技を書くとはいえ、ありのまま適当に書くのではありません。

仕事につながるような特技を書きましょう。

「仕事につながる特技はない」と思いますが、本当にそうでしょうか。

そこなのです。

学歴は、嘘を書けば経歴詐称ですが、特技は自分で作り出せるものです。

丸い卵も、切り方しだいで四角にできるように、あなたの特技も、書き方しだいで武器として見せることができます。

たとえば、長話が特技とします。

長話なんて、まったく仕事に役立たないと思いますが、書き方しだいです。

「人と話すことが特技。初対面の人でも、1時間くらいは会話ができる。営業として活躍できる自信あり」

平凡な長話が、強力な武器に変わりましたね。

これを見た採用担当者は「企業の売り上げに貢献しそうだ」と思い、好印象を抱くでしょう。

特技をありのまま書くのではなく、仕事に生かせるような切り口で表現するのです。

多くの人が軽視しがちな特技だからこそ、手を抜かず、しっかり記入しましょう。

履歴書を作成するときの注意点(18)
  • 特技は、仕事につながる書き方をする。
「資格・特技」の欄は、両方を書くのか、片方を書くのか。

履歴書を作成するときの30の注意点

  1. 履歴書を作成するとき、最初に埋める項目とは。
  2. 下敷きがあるだけで、履歴書は格段に美しくなる。
  3. 転職の場合は、連絡先の書き方に注意。
  4. 予備校は、学歴に記載できるのか。
  5. 浪人・留年・留学の記載は不要。
  6. 転校が多くて、記入欄に入りきらないとき。
  7. 前の企業が倒産の場合、どう書けばいいのか。
  8. 履歴書の作成に、代筆サービスを利用してもいいのか。
  9. 履歴書に、カラーのペンで強調してもいいのか。
  10. 太字や下線は、履歴書で使用できるか。
  11. 履歴書の使い回しは、許されるのか。
  12. 前科は、記載が必要なのか。
  13. しみ1つ・折り目1つでも、やり直し。
  14. スナック菓子の油のしみは、許容範囲になるか。
  15. 文章より箇条書きのほうが、簡潔でわかりやすくなることがある。
  16. 誤字脱字以外に気をつけたいのは、癖字。
  17. 受賞歴は、すべて記載したほうがいいのか。
  18. 特技は、自分で作り出せるもの。
    書き方しだいで、武器にできる。
  19. 「資格・特技」の欄は、両方を書くのか、片方を書くのか。
  20. ペーパードライバーでも、資格欄に「運転免許証あり」と記載していいのか。
  21. 趣味・特技・健康状態などは、一言で終わらせない。
  22. 通勤時間とは、平均時間ではなく、最短時間。
  23. 無資格でも、工夫しだいで記載できる。
  24. 0という意味で、空白にしない。
  25. 自由記入欄には、何を記載すればいいのか。
  26. 履歴書を作成するとき、最後に埋める項目とは。
  27. 写真は、3カ月以内が基本。
  28. 履歴書の写真は、メガネをかけたままでもいいのか。
  29. 履歴書に、モノクロの写真を使うのは許されるのか。
  30. 履歴書の写真を貼る前に、心がけたいこと。

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