執筆者:水口貴博

履歴書を作成するときの30の注意点

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無資格でも、工夫しだいで記載できる。

無資格でも、工夫しだいで記載できる。 | 履歴書を作成するときの30の注意点

履歴書の資格の欄は、取得している資格を記載します。

当然ですが、取得している資格がなければ、何も記載できません。

完全に無資格の場合、資格の欄は「特になし」と記載するだけになるでしょう。

ところが、無資格でも、うまく記載できる工夫があります。

たとえば、英語検定2級を目指しているが、まだ取得できていないとします。

普通に考えれば、資格の欄に記載できませんが、少し書き方を工夫します。

「英語検定2級を目指して勉強中。今年中には取得したい」

「漢字検定2級を目指して勉強中。年末には取得の見込み」

資格は持っていなくても、目指していることをアピールするのです。

見込みであっても、十分なアピールになります。

かなり前向きな印象になりますね。

取得に向けて励んでいる姿勢をアピールするだけでも、採用担当者に与える印象は、格段によくなります。

また、次のような書き方もできるでしょう。

「英語の資格はまだ取得していないが、日常会話なら、話すことができる」

こうすることで、無資格でも、能力をアピールしながら空白を埋めることができます。

とにかく「特になし」という、つまらない記載だけは避けたいところです。

資格は「取得していなければ記載できない」という固定観念を外してください。

少し考え方を変えることで、まだ取得していなくても、記載できます。

履歴書を作成するときの注意点(23)
  • 無資格でも、目指している資格があれば、表現を工夫してアピールする。
0という意味で、空白にしない。

履歴書を作成するときの30の注意点

  1. 履歴書を作成するとき、最初に埋める項目とは。
  2. 下敷きがあるだけで、履歴書は格段に美しくなる。
  3. 転職の場合は、連絡先の書き方に注意。
  4. 予備校は、学歴に記載できるのか。
  5. 浪人・留年・留学の記載は不要。
  6. 転校が多くて、記入欄に入りきらないとき。
  7. 前の企業が倒産の場合、どう書けばいいのか。
  8. 履歴書の作成に、代筆サービスを利用してもいいのか。
  9. 履歴書に、カラーのペンで強調してもいいのか。
  10. 太字や下線は、履歴書で使用できるか。
  11. 履歴書の使い回しは、許されるのか。
  12. 前科は、記載が必要なのか。
  13. しみ1つ・折り目1つでも、やり直し。
  14. スナック菓子の油のしみは、許容範囲になるか。
  15. 文章より箇条書きのほうが、簡潔でわかりやすくなることがある。
  16. 誤字脱字以外に気をつけたいのは、癖字。
  17. 受賞歴は、すべて記載したほうがいいのか。
  18. 特技は、自分で作り出せるもの。
    書き方しだいで、武器にできる。
  19. 「資格・特技」の欄は、両方を書くのか、片方を書くのか。
  20. ペーパードライバーでも、資格欄に「運転免許証あり」と記載していいのか。
  21. 趣味・特技・健康状態などは、一言で終わらせない。
  22. 通勤時間とは、平均時間ではなく、最短時間。
  23. 無資格でも、工夫しだいで記載できる。
  24. 0という意味で、空白にしない。
  25. 自由記入欄には、何を記載すればいいのか。
  26. 履歴書を作成するとき、最後に埋める項目とは。
  27. 写真は、3カ月以内が基本。
  28. 履歴書の写真は、メガネをかけたままでもいいのか。
  29. 履歴書に、モノクロの写真を使うのは許されるのか。
  30. 履歴書の写真を貼る前に、心がけたいこと。

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