履歴書の通勤時間の欄に、注目です。
通勤時間とは、自宅から企業までにかかる、大まかな所要時間を言います。
徒歩・自転車・交通機関など、通勤にかかるすべて含めた時間を合計して記載するのが一般的です。
ところが、通勤時間を、平均的に考える人がいます。
「まれに電車遅延がある。バスが時間どおりに来ないときもある。渋滞しやすい道を通る。平均すると、50分くらいかな」
さまざまな状況を含めて平均した時間のほうが、親切に思えますが、そうではないのです。
採用担当者が知りたいのは、平均の通勤時間ではなく、最短の通勤時間です。
交通機関の遅延がなく、寄り道も一切しないときの通勤時間を知りたいのです。
平均時間と最短時間では、意味が異なるため、注意が必要です。
履歴書の通勤時間は、平均時間ではなく、最短時間を書くのが正解です。