「ニートは無気力」という声をよく耳にします。
自分から積極的に行動する意欲に欠け、ぼうっとする時間も多いといわれています。
部屋でじっとしている様子を見ていれば、たしかに無気力のような様子に見えるのでしょう。
しかし、本当に無気力なのでしょうか。
本当に無気力のニートもいるかもしれませんが、実際はかなり少ないと考えます。
少なくとも、この文章を読んでいるニートは、無気力ではありません。
「読む」という気力があります。
「何とか現状から脱出したい」という前向きな気持ちもあります。
小さいかもしれませんが、気力があるのです。
「自分は無気力」というのは誤解です。
無気力だと思うから、無気力に思えるだけです。
せっかく残っている気力を「ない」と誤解するのは、もったいないことです。
気力が残っている自分に気づきましょう。
小さな気力かもしれませんが、人生を取り返すチャンスは残っているのです。