世間では「夢を持つことが大切」という声が、よく聞かれます。
幼いころから、親や先生などから「夢を持ちなさい」と言われた人も、多いのではないでしょうか。
たしかに夢があると、生きるべき道もはっきりします。
「これが私の生きる道だ」という実感があれば、使命感もみなぎり、行動力も出てくるでしょう。
目的があってこその、目標です。
ゴールがあってこその、スタートです。
最初に夢を見つけ、その夢に合った仕事を見つける順番が、理想的です。
しかし、ニートの状態で夢を見つけるのは、難しいです。
社会経験が乏しいため、具体的な夢を描こうとしても、難しい現実があります。
社会に絶望感を抱いている人の場合は、さらに夢を持つのが難しくなるでしょう。
大丈夫です。
夢がなくても、どんな人にでも通用する、万能の夢があります。
夢がなければ、夢を見つけることを夢にしましょう。
今は、夢がなくてもいいのです。
いずれ夢を見つけることを、夢にすればいい。
じっとしていても、答えは見つかりません。
夢を見つけるには、行動が必要です。
だから仕事をするのです。
就職をすれば、いろいろな経験をさせてもらえます。
「何でもやります」でいいのです。
「自分に合っている」という感覚は、やってみないとわかりません。
仕事でいろいろな社会経験をしたほうが、自分の適性も見つかりやすくなります。
適正が見つかれば、適した生き方もわかるようになり、人生の方向性が見えてきます。
「これが私の生きる道だ」と自覚できる日がやってくるでしょう。
夢が見つかるのです。