世の中には、否定が好きな人がいます。
性格は、遺伝による先天的要因もありますが、生まれてからの後天的要因もあります。
教育環境によっては、否定する性格になる場合があります。
「あの人は、お金持ちだけど、どうせ周りから嫌われている」
「あの人は、容姿が整っているけど、どうせ性格が悪いだろう」
否定することに関しては、天才的な才能を発揮する人です。
「自分はダメな人間」
「今さら何をやっても手遅れ」
「将来は暗いに決まっている」
何でもかんでも否定します。
ここまでくると、重症です。
性格は、なかなか変えられません。
一度否定する性格が出来上がると、性格を変えるのも難しいでしょう。
しかし、気づいてください。
否定が好きな人には、素晴らしい可能性が秘められています。
ただ否定するのではありません。
否定するなら、否定を否定するのです。
否定を否定すれば、肯定になります。
つまり、否定する性格の持ち主は、工夫さえ加えれば、肯定する性格にもなれるのです。
否定しそうになれば、否定を否定しましょう。
「自分はダメな人間」と思うのではありません。
「自分はダメな人間ではない」です。
「今さら何をやっても手遅れ」と思うのではありません。
「今さら何をやっても手遅れと思うな」です。
「将来は暗いに決まっている」と思うのではありません。
「将来は暗いに決まっていると考えるな」です。
否定を否定すれば、肯定です。
否定が得意なら、できるはずです。
否定の天才は、肯定の天才にもなれる可能性を秘めているのです。