親離れができているかどうかを、確かめておきましょう。
親離れができていないということは、本人に自立心が欠けているということです。
自立心に欠けていれば、結婚してからも、自分で考えて行動しにくくなるでしょう。
必ずとは言いませんが、可能性は高いです。
パートナーより、親を頼りにする様子は、気持ちいいものではありません。
曖昧でぐずぐずした発言や態度にいらいら、結婚生活がうまくいかないことがあるのです。
特に多くの人が見間違えるのは「親と仲がいい」という様子です。
いつも親と一緒にいる様子だけを見ると、親ととても仲がよくて、理想的であるように思えます。
ここが注意です。
「親と仲がいい」と「親離れができていない」は、よく似ています。
「親と仲がいいね」と思えば、実は単に親離れができていないことがあります。
では、どう確かめればいいのでしょうか。
確かめたいのは、次の2点です。
男性に限らず、女性にも言えます。
「1人で暮らしたい」と本人から主張できるのは「自立したい」という意思がある証拠です。
「自立したい」という意思がある時点は、心の中ではすでに親離れができています。
また、一人暮らしができているのは、身の回りのことを自分で処理できる証拠でもあります。
向上心や行動力なども、きちんと養われています。
一人暮らしができている人は、しっかり者が多いのです。
子どもを思う親なら、多少のお小遣いはあって当然です。
親から少しお小遣いをもらうのはいいのですが、生活費の大半を頼っているのはよくありません。
親のお金に頼らず、自分が働いて得た収入で、生活ができているかどうかです。
自分のお金で生活すると、お金のありがたみがよくわかるようになります。
金銭感覚が養われるのです。
金銭感覚があると、結婚してからの生活にもよい影響を与えます。