恋人に、束縛の癖はありますか。
もちろん好きな人に、ある程度の束縛があるのは、わかります。
好きな人のことですから、心配する気持ちがあるでしょう。
「いつ、どこで、何をしているのか」と予定を尋ねることもあるでしょう。
「浮気をしないでね」とお願いしたり、予定を尋ねたり、行動の制限したりすることは、よくある話です。
ある程度の束縛は、恋人関係として自然なことです。
しかし、束縛があまりにもひどいとなると、話は変わります。
予定のすべてを無理やり聞き出そうとしたり、ほとんど行動できないほどの制限があったりなどです。
結婚前にひどい束縛があれば、結婚後は、さらにひどくなります。
結婚すると、夫婦が協力するわけですから、使えるお金や行動は、さらに制限されます。
結婚してからも、ひどい束縛がずっと続くと、ストレスになります。
いつ、どこで、何をしているのか細かく監視をされるようになると、気が休まらず、ストレスになります。
束縛のストレスが大きすぎると、愛している気持ちすら、忘れさせます。
愛しているからこそ、心配する気持ちはわかります。
しかし、もっと大切なのは、愛しているからこそ、相手を信用することです。
信用できれば、束縛も、軽くなるはずなのです。
結婚前から、極端な束縛があるなら、関係を考え直したほうがいい場合があります。
ただし、ここで1つよくある問題があります。
束縛の程度は、なかなか自分ではわからないものです。
もし、自分で束縛の程度を判断できなくても、簡単に確かめる方法があります。
身近な友人3人に、意見を尋ねてみるのです。
親しい友人からの意見は、頼りになります。
尋ねるときも、1人より、最低3人は聞きたいところです。
できるだけ幅広く尋ねたほうが、自分の客観的な様子を把握しやすくなるからです。
束縛の状態を話して「それくらいは普通」という意見が返ってくるなら、問題ないでしょう。
「それはやりすぎ」という意見が返ってくれば、要注意です。