目には見えませんが、私たちの体の中には、時計があります。
体内時計です。
夜になると眠くなり、朝になると自然に眠気が覚めるのは、体内時計のおかげです。
毎日の就寝時間がまちまちになると、体内時計のリズムが狂います。
現実は夜でも、体は昼だと感じたり、現実は昼でも、体は夜だと感じたりして、あべこべになるのです。
寝ようとしても寝られない、睡眠障害に発展することもあります。
寝られたとしても、体のリズムが狂っている状態では、睡眠が浅く、成長ホルモンの分泌量も少なくなるのです。
不安定な生活リズムは、肌によくありません。
自然な眠気を感じるためには、やはり毎日の就寝時間を一定にすることがベストです。
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きましょう。
いつも同じ時間に寝ていると、体内時計が寝る時間を覚えてくれるようになります。
現実の時計と体内時計が、一致するのです。
いつもの寝ている時間に近づくと、脳の松果体から眠気を誘う「メラトニン」という物質が、自然に分泌されるようになります。
無理に寝ようとしなくても、自然な眠気によって、スムーズに寝られるようになります。
理想の睡眠時間は、7時間以上です。
十分な睡眠時間によって、成長ホルモンがたっぷり分泌され、疲れもよく取れるのです。