あなたは化粧水をつけるとき、コットンを使うタイプですか。
手のひらを使うタイプですか。
それぞれに特徴があります。
コットンは、均等に塗ることができるメリットがある一方、大量に消費しやすいデメリットがあります。
手でつけるときは、化粧水を無駄なく使える一方、むらができやすいデメリットがあります。
どちらでもいいのですが、一般的には、やはり手を使うことのほうが多いようです。
私としても、できるだけ手を使うことをおすすめします。
手を使う意味は、美容面の意味だけではありません。
実は、もっと別の意味があります。
手には、不思議な可能性が秘められているからです。
両手で顔を包み込むように、そっと押さえてみてください。
心地よさがあります。
肌と肌が触れる安心感です。
手のぬくもりが伝わると、肌をいたわっている感じがします。
手のひらには、気が宿っています。
子どものころ、おなかが痛いとき、お母さんからおなかをさすってもらうと、自然に痛みが和らいだ経験はありませんか。
治療のことを別名「手当て」ともいいます。
治療とは、本来「手を当てること」です。
昔の人は、手のひらの不思議な力を積極的に活用していました。
顔に手を当てることで、手からの気が送られます。
疲れた細胞が、どんどん元気を取り戻すのです。
手のひらには、目に見えない秘められた力があります。
化粧水も、乳液も、美容液も、できるだけ手を使いましょう。
目には見えない不思議な力によって、元気になるのです。