幽霊が怖いのは、気配がないからです。
暗い表情で、まったく足音がなく、こっそり近づいてきます。
そっと近づいてくるから、気味悪く感じます。
好きな人へのアプローチも、幽霊のようになっている人がいます。
決して、悪気があって幽霊の真似をしているわけではありません。
しかし、往々にして好きな人の前では、幽霊のようになりやすい。
好きな人の前では、独特の緊張や恥ずかしさがあるので、こそこそとしたアプローチになりやすいのです。
恥ずかしさのため、おどおどしながら近づく。
自信がなくて、声が小さくなる。
客観的に見ると、幽霊です。
そのままの状態で、ホラー映画に出演できそうです。
自信がないと、誘いにもデートにも失敗するのは、そのためです。
相手は、どこか恐怖を感じています。
怖い、気持ち悪いと思って、逃げたくなるのです。
こそこそとアプローチするくらいなら、堂々とアプローチしましょう。
開き直ってしまうのがコツです。
恥ずかしいから、開き直る。
自信がないから、開き直る。
開き直れば、堂々とできます。
声が大きくなると、はきはきした話し方になり、表情も生き生きします。
人間らしくなったとき、人間らしく付き合いができるのです。