私がこれまで恋愛の相談を受けてきて、つくづく思うことがあります。
恋愛計画に対する意識の差です。
恋愛がなかなかうまくいかない人は、恋愛に関して「無計画」が特徴です。
あなたには、仲のいい異性の友人はいますか。
恋愛感情は、まったくなくて結構です。
好きな人をデートに誘う前に、異性の友人を作っておきましょう。
デートに誘うのが上手な人は、相手の障壁を取り払います。
デートに誘って断られたときにどうするか。
「今度の土曜日、一緒に遊びに行かない?」
「一緒にデートしようよ」
こう聞いて、あなたはどう感じましたか。
「デート」という言葉は、人によって捉え方がさまざまです。
「今度の土曜、デートしようよ」
ストレートな表現は、相手にわかりやすく伝わります。
しかし「デート」という言葉に少し戸惑うこともあります。
人間の3大欲をご存じですか。
食欲・性欲・睡眠欲です。
すべての人が持つ共通の欲求です。
最初からいきなりデートに誘うのではなく、まず食事から誘うのが、王道です。
男女関係の第一歩です。
軽い感じで「おなかがすいたね。一緒にランチをしようよ」と誘い出せばいいのです。
好きな人をデートにいきなり誘い出すのは、難しいものです。
「いきなり2人きり」というシチュエーションに抵抗を感じる人もいるからです。
もちろん仲良くなれば実現するでしょうが、仲良くなるまでには時間がかかります。
友人は、恋愛のキューピッドです。
友人に協力してもらうと、2人きりの環境を作りやすくなります。
たとえば、あらかじめ男2人・女2人の計4名でテーマパークに遊びに行くとします。
友人に協力をお願いできるなら、ぜひ力を借りましょう。
友人は、恋のキューピッドです。
借りられる力は借りたほうがいい。
デートに誘って断られたら、熱意を試されているのだと考えることです。
断られて「わかりました。諦めます」は、よくありません。
デートの誘いは、受験のように、年1回しか挑戦できないルールはありません。
一般的に、話題になっているものは、誰でも強い興味を抱くものです。
いわゆる、はやりものです。
行列のできるドーナツ屋。
あなたの恋愛度チェックです。
「かっこいいね。かわいいね」
「髪のつやがいいね」
好きな人と心の距離を近づけるためには、共通点が必要です。
共通点があれば、親近感が湧きますし、話も自然と合います。
「好きな人と共通点を探しているけれど、なかなか見つからない」
仲のいい異性の友人はいますか。
その友人の誕生日はいつですか。
友人が何人かいれば、誕生日が近い人が1人はいるはずです。
異性の友人の誕生日が近ければ、誕生日プレゼント選びを好きな人に付き合ってもらいましょう。
「ありがとう。助かった。じゃあ、またね。バイバイ」
おっと、プレゼントを選んでもらったら、そこで終わりにするのではありません。
人間関係には「偶然の出来事」があります。
たとえば、デパートでショッピングをしていると、知り会いの女性と偶然会ったとします。
「おや。こんなところで会うなんて偶然だね」
いきなり「デートしようよ」というのは、やはり抵抗感があります。
デートを強調すると、いやらしいことを連想して、少しためらってしまいます。
そういうつもりでなくても、そう思われやすい現実があります。
アイドルのポスターを否定しているわけではありません。
憧れの人のポスターを部屋に貼るのは、個人の自由です。
アイドルには、完璧に整った顔や容姿があります。
いきなりデートに誘うと、やはり断られます。
断られるのを前提に誘うのです。
わざと相手が断ってくるだろう内容でお願いしてみましょう。
「デートに行こう」と誘って断られるときがあります。
「一緒に映画を見に行こう」と誘っても断られることがあります。
そういうとき「1回でいいから」という言葉を含めてお願いしてみましょう。
道を歩いているとき、ティッシュ配りの人に狙われることがあります。
ティッシュ配りの人は、なぜか避けたくなりませんか。
真っ正面から見つめられるからです。
恋愛がうまくいかない人の共通点は、好きな人へのアプローチを恥ずかしがっていることです。
好意を伝えることに関しては、恥ずかしさを捨てて、積極的になることが大切です。
ほとんどのケースがこれです。
夏の風物詩の1つ「花火大会」では、浴衣を着た女性を数多く見かけます。
浴衣を着た女性はみんな、美人に見えるから不思議です。
たとえ、顔を確認できなくとも、後ろ姿だけでうっとりしますよね。
顔や容姿は変えようがありません。
最も手軽に変えられるのは、ファッションです。
服装は、自分が好きなファッションではなく、相手が好きなファッションを考えましょう。
他人の悪口はいけません。
人の悪口を言うと、口にした人の印象まで悪くなってしまうからです。
しかし、愚痴なら、大丈夫です。
好きな人との会話で、勢いが出れば、告白しましょう。
さて、会話で勢いが出たときとは、どのようなときでしょうか。
なんとなく意味はわかっているのですが、きちんと把握している人は少ないのではないでしょうか。
「踊り場なんてなければいいのに」
踊り場とは、階段の途中に、やや広く場所を取った平らなところのことを言います。
私は昔、階段の踊り場は無駄と思っていた時期がありました。
相手に好意を伝えるためには、褒めることです。
誰でも自分のことを褒めてくれる人に対しては、印象がよくなりますね。
さて、褒め言葉とはいえ、なかなか気の利いた言葉が、思い浮かばないときがあります。
中学生のころ、少女漫画に没頭した時期がありました。
私は男です。
なぜ男が少女漫画を読むようになったのかというと、当時仲のいい女友達が休み時間に読んでいたのが、きっかけです。