プレゼンを行う前の準備として、真っ先に思い浮かぶのは「資料作成」です。
恥ずかしい内容にならないように、発表内容をまとめ、資料の見栄えを整えたりします。
もちろん資料作成は必要です。
見直しも必要です。
ただ、熱心に資料を作成するのはいいのですが、いつの間にか資料作成が目的化している場合が多いのです。
プレゼンの準備の中心が、資料作成になってしまう。
資料ができれば、それで満足してしまう。
もしくは、プレゼンの準備のほとんどを、資料作成のみで終わらせてしまう。
こうしたケースに心当たりはないでしょうか。
実際、プレゼンに慣れていない初心者のほとんどが陥るパターンです。
たしかに資料を作成することも大切ですが、あくまで資料は脇役です。
本当に大切なのは、本番です。
わざわざプレゼンを開くのは、熱意を伝えるためです。
いつまでも資料ばかりに力を入れすぎず、ある程度まとまれば、わかりやすい話し方や進め方などに重点を置くようにしましょう。
発表者が主役であり、資料はあくまで脇役なのです。