執筆者:水口貴博

魅力的なプレゼンをする30のコツ

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上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。

上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。 | 魅力的なプレゼンをする30のコツ

「この人のプレゼンはかっこいいな」

そう思ったのは、会社で行われた、ある男性社員のプレゼンでした。

何がかっこいいのかというと、原稿をまったく見ないのです。

完全に手ぶらであり、あるのはスクリーンに映し出されたスライドのみ。

ほとんど場合、資料を手に持って、ちらちら資料を見ながら発表になるのではないでしょうか。

発言が途切れたり下を向いたりするので、ぴんときません。

心を打つプレゼンをする人の特徴は、原稿を見ていないことです。

原稿に頼らない姿がかっこいいのです。

「すごいな。次は自分もやってみよう」

難しいと考えていたのですが、やればあっさりできるものです。

ほとんどの場合、発表者は本番で使うスライドや資料を、自分で試行錯誤しながら作成しているはずです。

その作成段階で、内容のほとんどは自然と頭に入ってしまうのです。

そのためスクリーンに映し出されたスライドを見ただけで、言いたいことがぱっと思い出せるようになります。

ほとんどの人が「自分にはできない。できるはずがない」と思い、資料を見ながらの発表をしているのではないでしょうか。

騙されたと思って、一度やってみましょう。

個人差はあるでしょうが、できてしまいます。

言いたいことは、スライドを見た瞬間に、思い出されます。

原稿を持たないことで、前を向くことができ、聞き手と目を合わせながら話ができるようになります。

たったこれだけのことで、堂々としたプロフェッショナルな印象を与えることができるのです。

魅力的なプレゼンをするコツ(6)
  • 原稿なしのプレゼンに、挑戦する。
聞き手が眠くなるのは、問いかけないからだ!

魅力的なプレゼンをする30のコツ

  1. ポインターを使っているだけで、賢く見える。
  2. プレゼンは、企画書提出の段階で、勝負の半分が決まっている。
  3. SDS法とPREP法は、プレゼンでは欠かせない基本構成。
  4. プレゼンにテーマを作り、冒頭で発表する。
  5. 誰もが振り向くキーワードを、さりげなく含める。
  6. 上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。
  7. 聞き手が眠くなるのは、問いかけないからだ!
  8. 要点は、もっと、短くできる!
  9. プレゼンの最中で思わぬアクシデントが発生。
    さあ、どうするか。
  10. 相手のことを知らなければ、魅力的なプレゼンはできない。
  11. プレゼンでの説明は、文語体と口語体のどちらがいいのか。
  12. プレゼンで必要な機器は、可能なかぎり、自分で準備する。
  13. メラビアンの法則から学ぶ、プレゼンで大切な3つのポイント。
  14. 開催時間を調整できるなら、ぜひ午前中に。
  15. 資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。
  16. なぜ、わざわざプレゼンを開くのか。
  17. よいプレゼンのために、質の高いプレゼンをたくさん受講する。
  18. 時代に合った、プレゼンの手本の見つけ方。
  19. プレゼンが終わった後で、気を抜かない。
  20. プレゼンで最も力を入れるべきは、最初の10分。
  21. 重要な情報を最初に言うと、聞き手の集中力が持続しやすくなる。
  22. 休憩を挟むと、聞き手の集中力は回復する。
  23. プレゼンと電話対応には、深いつながりがある。
  24. 聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。
  25. 万が一に備え、データは2つに分けて持っていく。
  26. プレゼンの開始時間は、すでに発表の信頼に関わっている。
  27. プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。
  28. 「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。
  29. プレゼンで本物を見せると、聞き手は身を乗り出す。
  30. 聞き手と目を合わせて話すことができれば、きっといいプレゼンができるに違いない。

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