執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。

専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

プレゼンでは、説明中にどうしても専門用語を使わなければいけない場面もあります。

できるだけ避けたいところですが、なかなかそうもいかない場面もあります。

当然ですが、専門用語には意味の説明が必須です。

ここで、気をつけていただきたいのは「説明の仕方」です。

口頭で説明をするのはいいですが「口頭だけの説明」になっていないでしょうか。

専門用語の説明とはいえ、口頭だけで説明を終わらせるのはよくありません。

初めて聞く聞き手の立場になって考えてみましょう。

聞き慣れない言葉は、頭に入りにくいうえ、説明を聞いてもすぐ忘れがちです。

説明を聞いても「聞き漏らした。もう1回言ってほしい」と思うのです。

専門用語を熟知している発表者には、口頭による説明だけで十分だろうと思うのですが、違います。

聞き手の立場を考えて、専門用語の説明は、口頭だけではなく、きちんと資料にも記載しておくようにしましょう。

資料の隅に、注釈での説明があると親切です。

たとえ口頭による説明を聞き漏らしても、資料を見ながら、頭に入れることができるようになるのです。

見やすいプレゼン資料の作り方(9)
  • 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせず、資料にも書いておく。
凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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