執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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「30ページ以内・30分以内」を目安にする。

「30ページ以内・30分以内」を目安にする。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

プレゼンの理想的なページ数や時間はどのくらいでしょうか。

ページ数や所要時間は、発表内容によって異なるため、一概には言えません。

規模が大きい話になるほど、ページ数も発表時間も増えることでしょう。

しかし、おおむね1つの基準として、私が心がけている基準があります。

「30ページ以内・30分以内」です。

「少ない・短い」と思われることでしょう。

だからこそいいのです。

余分な情報はそぎ落とし、見通しがよくなります。

「少なく短く」を努力すると、品質を上げる努力をしやすくなります。

ページ数を減らす一方、逆に資料の品質を上げるのです。

ページ1枚の品質を上げるほど、全体ページ数を抑えることができるようになります。

ページ数は少なくても、本番では補足説明を充実させるようにします。

プロは、1ページでも1時間は話せます。

内容にもよりますが、資料は30ページあたりが適切と感じます。

1ページ1分なら、30分で終わる内容です。

30ページを超えると「多いな」という感覚が強くなり、30分を越えると「長いな」と思うようになります。

この目安を1つの基準にしてみましょう。

できるだけ30ページ以内、30分以内に収められるようにしましょう。

自然と、プレゼンの品質が上がるに違いありません。

見やすいプレゼン資料の作り方(18)
  • 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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