執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。

プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

資料はたくさん作ればいいというものではありません。

ページ数が多いほうが聞き手にも一生懸命である印象を与えられると思いますが、誤解です。

実際は、ページの多さにうんざりしている場合が大半です。

プレゼンの資料が200ページもあると、聞く前から逃げ出したくなります。

読んでみないと内容はわかりませんが、少なくとも第一印象はよくない。

データがたくさんあるから、ページ数がどうしても増えてしまうという人がいます。

すべてのデータを載せようとしていませんか。

複雑な内容をありのまま説明していませんか。

すべてのデータを載せても、読むのが大変であるため、流し読みされるでしょう。

流し読みされるくらいなら、確実に見てもらえるように工夫することです。

プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質です。

ページ数が少ないのは、それだけでサービスになります。

読む量が少ないのは、負担が小さいということです。

聞く人は、それだけ楽に聞けるようになります。

あなたのプレゼンは、何ページありますか。

内容は重要ポイントのみに絞って、可能なかぎりシンプルに仕上げましょう。

ページ数は少なくなり、発表時間も短くなります。

結果として、プレゼンの品質を上げることができるのです。

見やすいプレゼン資料の作り方(17)
  • 資料のページ数は少なく、発表時間は短くなる努力をする。
「30ページ以内・30分以内」を目安にする。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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