資料はたくさん作ればいいというものではありません。
ページ数が多いほうが聞き手にも一生懸命である印象を与えられると思いますが、誤解です。
実際は、ページの多さにうんざりしている場合が大半です。
プレゼンの資料が200ページもあると、聞く前から逃げ出したくなります。
読んでみないと内容はわかりませんが、少なくとも第一印象はよくない。
データがたくさんあるから、ページ数がどうしても増えてしまうという人がいます。
すべてのデータを載せようとしていませんか。
複雑な内容をありのまま説明していませんか。
すべてのデータを載せても、読むのが大変であるため、流し読みされるでしょう。
流し読みされるくらいなら、確実に見てもらえるように工夫することです。
プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質です。
ページ数が少ないのは、それだけでサービスになります。
読む量が少ないのは、負担が小さいということです。
聞く人は、それだけ楽に聞けるようになります。
あなたのプレゼンは、何ページありますか。
内容は重要ポイントのみに絞って、可能なかぎりシンプルに仕上げましょう。
ページ数は少なくなり、発表時間も短くなります。
結果として、プレゼンの品質を上げることができるのです。