執筆者:水口貴博

ビュッフェの30の食べ方マナー

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皿に盛り付ける品数の目安。

皿に盛り付ける品数の目安。 | ビュッフェの30の食べ方マナー

皿に料理を盛る際、高度なセンスが必要になりそうですが、センスは不要です。

センスが必要とされるのは、プロの料理人が手の込んだ料理を作るときです。

一般的なビュッフェでうまく盛るためには「センス」ではなく「品数」がポイントです。

品数さえ間違えなければ、自然と整った盛り付けが演出できます。

目安にしておきたい、ルールをご紹介します。

  • オードブルは、2・3種類まで

オードブルの鮮やかな色合いは、食欲をそそる意味があります。

そのため、一皿に複数盛ることに問題ありません。

むしろ異なる種類を盛るほうが、美しくなります。

しかし、多すぎると逆に色合いが損なわれてしまうため、2・3種類を目安に取るようにしましょう。

  • メイン料理は2種類まで

メイン料理は、本来、1皿1品です。

多くても、2種類までにしましょう。

それ以上の品数を盛ろうとすると、皿が窮屈で見苦しくなります。

くれぐれも山盛りは控え、少量を心がけましょう。

2種類を取る場合に気をつけたいのは、温かい料理と冷たい料理です。

温度差のある料理は、別々の皿に分けるようにしましょう。

温度差のある料理を一緒の皿に載せてしまうと、温かいものは冷たくなり、冷たいものは温かくなり、料理の質が損なわれます。

  • ソースがあるものは、1皿1品

皿の上でソースが広がりやすい料理は、1皿1品にしましょう。

別の料理を一緒の皿に載せてしまうと、ソースが混ざって味が損なわれます。

さて、いかがでしょうか。

このルールを守れば、おおむねどんな状況でもうまく対応できるはずです。

もし対応に困ったときには、無難に「1皿1品」です。

品数が多くて見苦しくなることはあっても、少なくて見苦しくなることはありません。

また、どんな料理でも3種類までが限界です。

ビュッフェの食べ方マナー(8)
  • 皿に載せる料理の目安を、覚えておく。
料理台の前で立ち止まらない。

ビュッフェの30の食べ方マナー

  1. 「ビュッフェにマナーは必要なの?」そう思っている人こそ要注意。
  2. 好きな料理を好きな順に食べていける状態だからこそ、その人の内面が現れやすい。
  3. 食べ放題という感覚は、捨てたほういい。
  4. 同席者を待たず、先に食べ始めるのはマナー違反。
  5. 料理を取りに、同席者を残して先に席を立つのは、失礼になる。
  6. テーブルの上に何気なく置かれている料理の「ある法則」とは。
  7. 料理を取る際に注意したい5つのマナー。
  8. 皿に盛り付ける品数の目安。
  9. 料理台の前で立ち止まらない。
  10. 全体を把握しているからこそ、上手な配分ができるようになる。
  11. 並び始める瞬間が、重要だ。
  12. 料理が並んでいるテーブルの前では、大声で話をしない。
  13. 友人を使って、列の途中に割り込ませてもらわない。
  14. ビュッフェでは、あえてフォーマルすぎる格好は控えたい。
  15. 人混みを避ける配慮を忘れずに。
  16. 料理を取りに何度も席を立つのは、マナー違反ではない。
  17. ただ取り分けるだけでなく、量や色のバランスを考えて料理を取る。
  18. ビュッフェでは「皿を下げてほしい」という便利なサインがある。
  19. 料理を取りに行くたびに、皿を取り換えるのが正式。
  20. 食べ終わった食器を重ねて片付けるのは、よくない。
  21. ビュッフェの本当の魅力とは、さまざまな料理を口にできること。
  22. デザートビュッフェは、誕生日会の会場としてはうってつけ。
  23. ビュッフェで少しでもたくさん食べる、2つの方法。
  24. ビュッフェに行くときは、香水をつけないくらいの配慮をしたい。
  25. 気分転換には、ビュッフェがおすすめ。
  26. ビュッフェは、新しい味の発見に出合いやすい。
  27. 過度な空腹状態で行くのは避ける。
  28. 他人の分の料理を勝手に取ってくるのは、親切なようで不親切。
  29. 使い終わった食器に給仕が気づかないときは、直接お願いしたほうが早い。
  30. ビュッフェで、できたばかりの料理を必ず食べられる時間帯とは。

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