西洋のテーブルマナーと同様、料理は「左側」から取っていくのが基本です。
おのおのが1つの料理を好きな場所から取っていくと、形が崩れやすくなりますし、見苦しくなります。
ナイフで切り取る形態のものは、左側から取るようにしましょう。
ただし、左側から取るのが難しい料理の場合は、この限りではありません。
皿の上に散乱している料理は、味も悪く見えてしまうものです。
料理は、みんなで取るものですから、できるだけ型崩れが起こらないよう、きれいに取りましょう。
ビュッフェで出される料理は、食べ放題です。
持参した容器などに入れて持ち帰るのはよくありません。
カジュアルな立食パーティーで、主催者から「残ったものは持ち帰っていいですよ」と言葉があれば、持ち帰っても結構です。
それぞれの料理台に並ぶ料理は、取るために使う専用のカトラリーが用意されています。
フォークやスプーンなどです。
専用のカトラリーがあるのですから、きちんとそれを使うのがマナーです。
専用カトラリーで、ほかの料理を一緒に取るのはいけません。
自分が使っているナイフやスプーンなどで取るのは、言語道断です。
一度皿に盛った後「ちょっと多く盛りすぎたかな」と思うことがあります。
たとえそう思ったとしても、料理を戻すのはよくありません。
どうしても食べられない場合を除いて、一度取ったものは責任を持って食べきるようにします。
料理を盛る際は、自分が食べられる料理や量をあらかじめ考えてから取るようにしましょう。