タイトルで、勝負が決まります。
タイトルにどれだけ力を入れているかで、文章の評価までも決まってきます。
本屋で並べられている本を目の前にして、まず手に取るのは、自分が気になったタイトルの本です。
文章は、読まれて初めて意味があります。
まず読まれることから、真剣に考えなければなりません。
読んでみようと思う最初のきっかけは、タイトルです。
タイトルがどれだけ、人の興味をかき立てるかで、読むか読まないが決まります。
私は、タイトルにとても力を注いでいます。
本のタイトルは、人の顔と同じです。
最初に見るところであり、全体を想像するところです。
たとえば、この本のタイトルです。
「文章を書きたい。どうすればうまく文章が書けるのか」と考えている人が、手に取らずにはいられないタイトルにしています。
回りくどいタイトルや、わかりにくいタイトルは、読者に不親切です。
読者は、タイトルを見て、内容を想像しています。
魅力的なタイトルからは、魅力的な記事を連想しています。
タイトルは、内容に一致したものでなければなりません。
当たり前のことなのですが、タイトルに手を抜く人が多いのです。
「未来の日本」という本があったとします。
「未来の日本」というタイトルは、抽象的です。
もっと具体的に、タイトルをつけてほしいです。
「これから日本が世界の中心になる30の理由」と書いたほうが、よほどわかりやすいです。
内容を想像しやすいタイトルですね。
「おや。なんだろう。読んでみたいな」という気にさせます。
タイトルで、日本が世界の中心になることについて書かれていることがわかります。
こうしたタイトルは、読者に喜ばれるタイトルです。
読者がわくわくするようなタイトルをつけてみましょう。
タイトルは、人間でいう顔なのです。