執筆者:水口貴博

文章がうまくなる30の方法

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文章で一番力を入れるべきは、タイトルだ。

文章で一番力を入れるべきは、タイトルだ。 | 文章がうまくなる30の方法

タイトルで、勝負が決まります。

タイトルにどれだけ力を入れているかで、文章の評価までも決まってきます。

本屋で並べられている本を目の前にして、まず手に取るのは、自分が気になったタイトルの本です。

文章は、読まれて初めて意味があります。

まず読まれることから、真剣に考えなければなりません。

読んでみようと思う最初のきっかけは、タイトルです。

タイトルがどれだけ、人の興味をかき立てるかで、読むか読まないが決まります。

私は、タイトルにとても力を注いでいます。

本のタイトルは、人の顔と同じです。

最初に見るところであり、全体を想像するところです。

たとえば、この本のタイトルです。

「文章を書きたい。どうすればうまく文章が書けるのか」と考えている人が、手に取らずにはいられないタイトルにしています。

回りくどいタイトルや、わかりにくいタイトルは、読者に不親切です。

読者は、タイトルを見て、内容を想像しています。

魅力的なタイトルからは、魅力的な記事を連想しています。

タイトルは、内容に一致したものでなければなりません。

当たり前のことなのですが、タイトルに手を抜く人が多いのです。

「未来の日本」という本があったとします。

「未来の日本」というタイトルは、抽象的です。

もっと具体的に、タイトルをつけてほしいです。

「これから日本が世界の中心になる30の理由」と書いたほうが、よほどわかりやすいです。

内容を想像しやすいタイトルですね。

「おや。なんだろう。読んでみたいな」という気にさせます。

タイトルで、日本が世界の中心になることについて書かれていることがわかります。

こうしたタイトルは、読者に喜ばれるタイトルです。

読者がわくわくするようなタイトルをつけてみましょう。

タイトルは、人間でいう顔なのです。

文章がうまくなる方法(17)
  • 読者の気を引くタイトルをつける。
「一万二千三百四十五」より「12345」のほうが、読みやすい。

文章がうまくなる30の方法

  1. とにかく書いてみるだけでいい。
    書いてさえしまえば、書くコツがだんだんわかってくる。
  2. うまい文章を書くために大切なことは「読みやすさ、わかりやすさ、面白さ」。
  3. まず「結論」から始めることが大切。
  4. 漢字を使いすぎると、読みにくくなってしまう。
    必要以上に漢字を使わないようにしよう。
  5. 聞いてもわかる文章が、うまい文章。
  6. 言い切る文章にしよう。
    言い切ることで、読者の心に残る。
  7. しっかりインプットさえしていれば、うまくアウトプットができるようになる。
  8. 「最高の文章」と「最低の文章」から、書くコツを学ぶ。
  9. いじりすぎた文章はきれいだけど、面白くない。
  10. 書き手のこだわりなら、文法なんて気にしなくていい。
  11. 感嘆符を使いすぎると、気持ちや強調が、半減する。
  12. 言葉は、言い切らないと、伝わらない。
  13. 元気になる文章を書くには「すればいい」という表現を使う。
  14. 説得力のある文章を書くには、自分が経験したエピソードを入れるだけでいい。
  15. 長い文章を書いては、読んでもらえなくなる。
  16. 書くときに大切なことは「書く技術」より「観察力」。
  17. 文章で一番力を入れるべきは、タイトルだ。
  18. 「一万二千三百四十五」より「12345」のほうが、読みやすい。
  19. 「箇条書き」は、これからのスピードの時代に合った書き方だ。
  20. 大きい字であるほど、読みやすい。
  21. 「その、あの」を使いすぎると、読者が混乱する。
  22. 同じ表現を使いすぎると、読者が飽きてしまう。
  23. すべてを語らないことで、すべてを語ることができる。
  24. わざと面白いところで書き終えて、読み手の興味をかき立てる。
  25. 成功談は面白い。
    失敗談はもっと面白い。
  26. 失敗から這い上がってきたエピソードに、人は感動する。
  27. クレームは、よい文章を書くための貴重な意見。
  28. 余白を大切にすると、文章の質が上がる。
    余白が、1文1文の価値を上げる。
  29. 文章力をつけるには、書くことを「習慣」にすればいい。
  30. 面白いお笑いコンビと、そうでないコンビの違いとは。

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