執筆者:水口貴博

文章がうまくなる30の方法

19

「箇条書き」は、これからのスピードの時代に合った書き方だ。

「箇条書き」は、これからのスピードの時代に合った書き方だ。 | 文章がうまくなる30の方法

読者にわかりやすく書くためには「箇条書き」を使います。

箇条書きとは、事柄を箇条に分けて、シンプルに書き並べることです。

今までの本は、段落ごとに改行する書き方でした。

意味やテーマに区切って、改行します。

本来の正しい書き方です。

しかし、これからはスピードの時代です。

段落ごとに改行するというこれまでの書き方は、文字が多くなり、読みにくくなります。

わかりにくい文章や読みにくい文章は、時間も体力もかかるため、読んでもらえなくなります。

読んでもらえなければ、素晴らしい文章も意味がありません。

古い書き方にこだわっていると、時代に取り残されます。

これからはスピードです。

1分1秒が重要になる時代です。

これまでの文章の型は、時代に合いにくくなっていると感じています。

もっと時代に合った、別の書き方が必要だと考えました。

そこで私は、文章全体を箇条書きにするようにしました。

ちょうど、今読んでいる文章そのものです。

1文ごとに「。(句点)」で、改行しています。

読みやすくなるはずです。

文法としては正しいとは言えませんが、読まれるようになります。

スピード重視の現代に合わせた書き方だと考えています。

1文ずつの箇条書きで、ゆっくり理解しながら、奥深く話を進めていけます。

ページ数は若干増えますが、読者が読みやすくなる工夫を最優先です。

読まれてこそ、文章なのです。

文章がうまくなる方法(19)
  • 「箇条書き」で、書く。
大きい字であるほど、読みやすい。

文章がうまくなる30の方法

  1. とにかく書いてみるだけでいい。
    書いてさえしまえば、書くコツがだんだんわかってくる。
  2. うまい文章を書くために大切なことは「読みやすさ、わかりやすさ、面白さ」。
  3. まず「結論」から始めることが大切。
  4. 漢字を使いすぎると、読みにくくなってしまう。
    必要以上に漢字を使わないようにしよう。
  5. 聞いてもわかる文章が、うまい文章。
  6. 言い切る文章にしよう。
    言い切ることで、読者の心に残る。
  7. しっかりインプットさえしていれば、うまくアウトプットができるようになる。
  8. 「最高の文章」と「最低の文章」から、書くコツを学ぶ。
  9. いじりすぎた文章はきれいだけど、面白くない。
  10. 書き手のこだわりなら、文法なんて気にしなくていい。
  11. 感嘆符を使いすぎると、気持ちや強調が、半減する。
  12. 言葉は、言い切らないと、伝わらない。
  13. 元気になる文章を書くには「すればいい」という表現を使う。
  14. 説得力のある文章を書くには、自分が経験したエピソードを入れるだけでいい。
  15. 長い文章を書いては、読んでもらえなくなる。
  16. 書くときに大切なことは「書く技術」より「観察力」。
  17. 文章で一番力を入れるべきは、タイトルだ。
  18. 「一万二千三百四十五」より「12345」のほうが、読みやすい。
  19. 「箇条書き」は、これからのスピードの時代に合った書き方だ。
  20. 大きい字であるほど、読みやすい。
  21. 「その、あの」を使いすぎると、読者が混乱する。
  22. 同じ表現を使いすぎると、読者が飽きてしまう。
  23. すべてを語らないことで、すべてを語ることができる。
  24. わざと面白いところで書き終えて、読み手の興味をかき立てる。
  25. 成功談は面白い。
    失敗談はもっと面白い。
  26. 失敗から這い上がってきたエピソードに、人は感動する。
  27. クレームは、よい文章を書くための貴重な意見。
  28. 余白を大切にすると、文章の質が上がる。
    余白が、1文1文の価値を上げる。
  29. 文章力をつけるには、書くことを「習慣」にすればいい。
  30. 面白いお笑いコンビと、そうでないコンビの違いとは。

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