執筆者:水口貴博

文章がうまくなる30の方法

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元気になる文章を書くには「すればいい」という表現を使う。

元気になる文章を書くには「すればいい」という表現を使う。 | 文章がうまくなる30の方法

私はよく読者から「元気づけられました」というメールをいただくことがあります。

文章を書くときに、ただ淡々とした文章は書きたくないです。

それより、読んでいて元気になってくる文章が書きたいのです。

ある日、元気になるための文章を書くコツを見つけました。

「すればいい」という表現を使えばいいのです。

「してはダメです」という、禁止口調で書かれた文章をときどき見かけます。

「ダメ。ダメ。ダメ」と書かれていると、読者は元気がなくなります。

「何をすればいいのか」と途方に暮れてしまうからです。

読者は答えを見つけるために、忙しい時間をやりくりして読んでいます。

落ち込ませては、失礼です。

読者が元気になるのは「解決策」です。

読者は解決策を見つけるために、忙しい時間をやりくりして読んでいます。

そのためには「ダメ」という表現をやめて「すればいい」と書き換えるだけでいいのです。

「ダメ」という禁止で文章を終わらせてしまうから、読者はだんだん元気がなくなります。

代わりに「すればいい」というふうに、書き換えると「こんなことをしてもいいのか。よし。やってみよう」と元気になります。

行動を許してくれると、元気になれるのです。

元気の出る文章を書くには「すればいい」と、書くだけでいいのです。

文章がうまくなる方法(13)
  • 「ダメ」という言い方をやめて「すればいい」と書き換える。
説得力のある文章を書くには、自分が経験したエピソードを入れるだけでいい。

文章がうまくなる30の方法

  1. とにかく書いてみるだけでいい。
    書いてさえしまえば、書くコツがだんだんわかってくる。
  2. うまい文章を書くために大切なことは「読みやすさ、わかりやすさ、面白さ」。
  3. まず「結論」から始めることが大切。
  4. 漢字を使いすぎると、読みにくくなってしまう。
    必要以上に漢字を使わないようにしよう。
  5. 聞いてもわかる文章が、うまい文章。
  6. 言い切る文章にしよう。
    言い切ることで、読者の心に残る。
  7. しっかりインプットさえしていれば、うまくアウトプットができるようになる。
  8. 「最高の文章」と「最低の文章」から、書くコツを学ぶ。
  9. いじりすぎた文章はきれいだけど、面白くない。
  10. 書き手のこだわりなら、文法なんて気にしなくていい。
  11. 感嘆符を使いすぎると、気持ちや強調が、半減する。
  12. 言葉は、言い切らないと、伝わらない。
  13. 元気になる文章を書くには「すればいい」という表現を使う。
  14. 説得力のある文章を書くには、自分が経験したエピソードを入れるだけでいい。
  15. 長い文章を書いては、読んでもらえなくなる。
  16. 書くときに大切なことは「書く技術」より「観察力」。
  17. 文章で一番力を入れるべきは、タイトルだ。
  18. 「一万二千三百四十五」より「12345」のほうが、読みやすい。
  19. 「箇条書き」は、これからのスピードの時代に合った書き方だ。
  20. 大きい字であるほど、読みやすい。
  21. 「その、あの」を使いすぎると、読者が混乱する。
  22. 同じ表現を使いすぎると、読者が飽きてしまう。
  23. すべてを語らないことで、すべてを語ることができる。
  24. わざと面白いところで書き終えて、読み手の興味をかき立てる。
  25. 成功談は面白い。
    失敗談はもっと面白い。
  26. 失敗から這い上がってきたエピソードに、人は感動する。
  27. クレームは、よい文章を書くための貴重な意見。
  28. 余白を大切にすると、文章の質が上がる。
    余白が、1文1文の価値を上げる。
  29. 文章力をつけるには、書くことを「習慣」にすればいい。
  30. 面白いお笑いコンビと、そうでないコンビの違いとは。

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