執筆者:水口貴博

文章がうまくなる30の方法

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感嘆符を使いすぎると、気持ちや強調が、半減する。

感嘆符を使いすぎると、気持ちや強調が、半減する。 | 文章がうまくなる30の方法

ときどきを、感嘆符をたくさん使った文章を見かけることがあります。

「とっても嬉しかった!!!」「ありがとうございます!!!」などです。

どきっとした人は、要注意です。

伝えたい気持ちはわかりますが、スマートな伝え方ではありません。

感嘆符を使いすぎると、かえって文章の質が下がります。

幼稚でうさんくさい文章になります。

どうしても使いたければ感嘆符は、1つまでです。

感嘆符がたくさんあると、強調効果が半減します。

感嘆符を使わないと気持ちが伝わりにくい気がしますが、誤解です。

では、どう気持ちは伝えればいいのでしょうか。

もっといい伝え方が存在します。

表現を工夫すればいいのです。

嬉しい様子が想像できる表現を使うと、気持ちはよく伝えられます。

たとえば、次のような表現です。

「いつまでも大事にしたい思い出ができました」

「こんなに感動したのは初めてです。鳥肌が立ちました」

工夫したフレーズから、本当に喜んでいることがわかりますね。

表現から、知的な印象も伝えられるのです。

感嘆符がなくても、感動、驚き、強調は、十分に伝えられるのです。

文章がうまくなる方法(11)
  • 気持ちや強調は、感嘆符の使用は控え、表現力を工夫して伝える。
言葉は、言い切らないと、伝わらない。

文章がうまくなる30の方法

  1. とにかく書いてみるだけでいい。
    書いてさえしまえば、書くコツがだんだんわかってくる。
  2. うまい文章を書くために大切なことは「読みやすさ、わかりやすさ、面白さ」。
  3. まず「結論」から始めることが大切。
  4. 漢字を使いすぎると、読みにくくなってしまう。
    必要以上に漢字を使わないようにしよう。
  5. 聞いてもわかる文章が、うまい文章。
  6. 言い切る文章にしよう。
    言い切ることで、読者の心に残る。
  7. しっかりインプットさえしていれば、うまくアウトプットができるようになる。
  8. 「最高の文章」と「最低の文章」から、書くコツを学ぶ。
  9. いじりすぎた文章はきれいだけど、面白くない。
  10. 書き手のこだわりなら、文法なんて気にしなくていい。
  11. 感嘆符を使いすぎると、気持ちや強調が、半減する。
  12. 言葉は、言い切らないと、伝わらない。
  13. 元気になる文章を書くには「すればいい」という表現を使う。
  14. 説得力のある文章を書くには、自分が経験したエピソードを入れるだけでいい。
  15. 長い文章を書いては、読んでもらえなくなる。
  16. 書くときに大切なことは「書く技術」より「観察力」。
  17. 文章で一番力を入れるべきは、タイトルだ。
  18. 「一万二千三百四十五」より「12345」のほうが、読みやすい。
  19. 「箇条書き」は、これからのスピードの時代に合った書き方だ。
  20. 大きい字であるほど、読みやすい。
  21. 「その、あの」を使いすぎると、読者が混乱する。
  22. 同じ表現を使いすぎると、読者が飽きてしまう。
  23. すべてを語らないことで、すべてを語ることができる。
  24. わざと面白いところで書き終えて、読み手の興味をかき立てる。
  25. 成功談は面白い。
    失敗談はもっと面白い。
  26. 失敗から這い上がってきたエピソードに、人は感動する。
  27. クレームは、よい文章を書くための貴重な意見。
  28. 余白を大切にすると、文章の質が上がる。
    余白が、1文1文の価値を上げる。
  29. 文章力をつけるには、書くことを「習慣」にすればいい。
  30. 面白いお笑いコンビと、そうでないコンビの違いとは。

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