ときどきを、感嘆符をたくさん使った文章を見かけることがあります。
「とっても嬉しかった!!!」「ありがとうございます!!!」などです。
どきっとした人は、要注意です。
伝えたい気持ちはわかりますが、スマートな伝え方ではありません。
感嘆符を使いすぎると、かえって文章の質が下がります。
幼稚でうさんくさい文章になります。
どうしても使いたければ感嘆符は、1つまでです。
感嘆符がたくさんあると、強調効果が半減します。
感嘆符を使わないと気持ちが伝わりにくい気がしますが、誤解です。
では、どう気持ちは伝えればいいのでしょうか。
もっといい伝え方が存在します。
表現を工夫すればいいのです。
嬉しい様子が想像できる表現を使うと、気持ちはよく伝えられます。
たとえば、次のような表現です。
「いつまでも大事にしたい思い出ができました」
「こんなに感動したのは初めてです。鳥肌が立ちました」
工夫したフレーズから、本当に喜んでいることがわかりますね。
表現から、知的な印象も伝えられるのです。
感嘆符がなくても、感動、驚き、強調は、十分に伝えられるのです。