すべての人には、潜在的に自分を生かしたい欲求が備わっています。
いえ、人だけではありません。
この世のあらゆる存在には「自分を生かしたい」という本心があります。
なぜ、ヒマワリのタネからヒマワリの花が咲くのかというと、自分を生かしたいからです。
ヒマワリはヒマワリらしく生きて、個性を全うして、一生を生きたいと思います。
だからヒマワリは、間違ってもバラの花やコスモスの花にはなろうとせず、個性を貫こうとします。
ほかの存在になろうとしては、本当の自分ではありませんから、なろうとしないのです。
魚は、魚らしく生きようとする。
松の木は、松の木らしく生きようとする。
自然の動植物は、すべてそうです。
自分らしくなる生き方は、自分の存在が最も輝く生き方です。
本来の自分が最大限に表現されているのですから、自分にとって最も有意義な生き方。
動植物だけではありません。
人も「本来の自分を生かして生きたい」という気持ちがあります。
本来の自分が最大限に発揮されるほど嬉しいことはありません。
ヒマワリがヒマワリらしく大きな花を咲かせているとき、最も喜びに満ちあふれている姿です。
人も、本来の自分を最大限に発揮して生きることが、最も大きな喜びになります。
しかし、人に限っては頭だけが大きく発達してしまったので、物事を頭で考え、欲や損得で動くようになりました。
所有や財産。
地位、名誉、肩書。
多くの誘惑に惑わされ、本来の自分を見失う人が多い。
本来備わっている「自分を生かしたい」という気持ちが感じられにくくなっています。
勉強とは、自分を自分らしく、もっと個性を伸ばして大きくするためにあります。
「進学のため」「就職のため」というのは、後から人が作り出した大義名分です。
それこそ、夢や欲を追いかけ、自制心を失っている状態です。
本来は個性をもっと伸ばし、自分を最大限に発揮するために勉強します。
なぜ水口貴博は、たくさんの記事を書いているのかというと、これが本来の自分を生かす生き方だからです。
昔から、考えたことを文章として表現するのが好きであり、得意です。
得意な分野をさらに伸ばして、もっと生かすために、後から勉強します。
仕事も遊びも何もかも、あらゆる経験は、すべて本を書くためのネタ作りといっても過言ではありません。
ネタができれば、さらにたくさんの記事が書けるようになります。
得意分野を深めることができ、さらに能力を発揮できるようになる。
本来の自分、本当の自分をもっと生かしたいがために、勉強しています。
たくさんの経験をして学び、より良い記事が書けるようになれば、これほど嬉しいことはないのです。