私の友人に、いつも話の長い人がいます。
話しかければ、いつの間にか相手ばかりが話している。
20分も30分も話し続けていることは当たり前。
聞いてもいない話まで話し始め、私はその場から動けなくなります。
こんな人にあなたは、気軽に話しかけられますか。
私だったら「また話が長くなるだろうな」と思い、その人に話しかけづらくなります。
人として、そう感じることは当然です。
避けているわけではありませんが、結果としてはいつの間にか避けてしまうことになるでしょう。
「長い」ということは、それだけでたくさんのチャンスを逃してしまうことなのです。
チャンスをつかむというテーマでは「長い」ということは避けるべきことです。
メールも映画も会議でも、長さには注意です。
会話が長いと、面白い会話も疲れてきます。
メールが長いと、こちらも長い返事をしないといけないのかと思い、返事がしづらくなります。
映画も2時間を越える大作は、面白さより、だらだらした印象のほうが強く残ります。
会議の話し合いも、長ければ長いほど、何も決まりません。
私は以前、友人とメールのやりとりをしていましたが、いつも長い文章だったため、返事がおっくうになったことがありました。
相手は私のことを思って、たくさん文章を書いてくれているようでした。
嬉しいのですが、それにしても文章が長いのです。
文章が長いと読むのも疲れ、返事もおっくうになり、またメールもしづらくなります。
今までたくさんの方とメールのやりとりをしてきましたが、長いメールの人と、長いお付き合いになった例は一例もありません。
いつの間にか連絡を取らなくなり、全滅してしまいました。
今関係が続いているのは、短い文章を送ってくれる人のみです。
読みやすく、返事がしやすく、話しかけやすいからです。
HAPPY LIFESTYLEの1つの文章も、必要以上に長くしないようにしています。
伝えたいテーマを書き上げれば、つまらない無駄話はやめて、さっと区切ってしまいます。
それが読みやすくするコツです。
なぜポッキーがロングセラーになっているのかというと、一口サイズだからです。
短い、小さいということは、手に取りやすく、食べやすいということです。
チャンスは「長い、重い、大きい」ところには存在しません。
「短い、軽い、小さい」ところに、存在しているのです。