趣味を楽しむとき、どんな言葉を使っていますか。
時間ができたので、その時間を上手に埋めるために何かをします。
「暇をつぶす」という言葉がよく聞かれます。
もちろん意味は間違っていないし、辞書的にも問題はありません。
これはこれでいいのです。
日常でよく使われる普通の表現です。
時間ができたら、その時間をうまく埋めるために、何かをするのは普通のことです。
しかし、どことなく「消極的な印象」を受けるのではないでしょうか。
わくわくしながら前のめりでしているイメージがありません。
「退屈なので仕方なくやっている」「空いた時間ができたので適当なことをして過ごす」というイメージがあります。
趣味に対する思いや情熱が不足しているように感じられます。
「暇をつぶす」が口癖になっている人も多いのではないでしょうか。
そこでご提案です。
「暇をつぶす」と言いそうになったら、別の表現に言い換えましょう。
キーワードは「楽しむ」です。
趣味をするときは「暇をつぶす」より「楽しむ」という言葉で表現してみてください。
意味は同じでも、印象はまったく違いますね。
「楽しむ」のほうが、積極的にエンジョイしている感があるのではないでしょうか。
わくわくしながら前のめりでしているイメージ、笑顔になって楽しんでいるイメージがありますね。
好きの自覚も促されます。
大切な趣味なのですから、できるだけポジティブに表現していきたいですね。
堂々と「楽しむ」と口に出せばいいのです。
自分の趣味がもっと好きになれます。
口に出せば、相手にも楽しんでいることがよく伝わります。
自分が口に出した言葉は、自分の耳で聞くことになります。
「楽しむ」と言えば「私は楽しんでいる」と思い、ますます心が躍ります。
「暇をつぶす」より「楽しむ」という表現を使ったほうが、ますます趣味を楽しめるのです。