初めて会ったとき、話のネタが尽きて困ることがあるでしょう。
話したことがたくさんあっても、実際に会うと、とんとん拍子で話が進むのはよくあること。
思いのほかスムーズにネタが消化され、すべて話し尽くしてしまうことがあります。
話すネタが尽きれば、沈黙になり、気まずくなってしまうように思われます。
ここで大切なことがあります。
まず沈黙を恐れないことです。
うろたえる必要もありません。
沈黙をごまかそうと無理に話すと、会話がちぐはぐになって、ろくなことになりません。
初対面の会話は、一言一言が印象に影響します。
余計な一言を言ったり不適切な話題を持ち出したりして、自ら墓穴を掘ることになりかねません。
話すネタがなくなれば、どうするか。
にこにこほほ笑んでください。
「にやにや」ではなく「にこにこ」です。
口を開けて白い歯を見せる必要はありません。
口は閉じたままでいいので、軽く口角を上げるだけです。
3ミリ口角を上げるだけで、あなたの表情は明るくなります。
にこにこほほ笑んでいると、場が和みます。
沈黙であっても、明るい雰囲気を楽しめます。
爽やかで和やかな空気が広がります。
一言も発していなくても、幸福な気持ちになれます。
不思議と心地よい時間を送れるのです。
にこにこほほ笑んでいるうちに、話したいネタが自然と浮かんできます。
あるいは、相手から新しい話題を振ってくれます。
本当は話のネタなんてなくていいのです。
話のネタがなくても、にこにこした笑顔さえあれば、沈黙であっても心地よい時間を送れます。
口角を上げてにこにこしているだけで、相手にポジティブな印象を与えることができるのです。