仕事で欠かせない意思疎通が、3つあります。
報告・相談・連絡は仕事のマナー。
仕事形態が職場勤務・在宅勤務にかかわらず、どんな仕事でも大切です。
ただし、報告・相談・連絡があれば十分とは限りません。
報告・相談・連絡は、タイミングが重要です。
タイミングによって、好印象・高評価につながることもあれば、悪印象・低評価につながることもあります。
仕事ができない人は、上司に聞かれてから報告・相談・連絡をします。
基本的に意思疎通が受け身です。
手間を省きたいので、仕事に大きな区切りがついたとき、報告・相談・連絡をすればいいと思っています。
そのため報告・連絡・相談は、いつも遅れがちです。
しかし、いつも上司は、部下たちの進行状況が気になっています。
上司は、仕事の全責任を負っているため、部下の状況を細かく把握したがります。
手順や方法が誤っていれば、正しく指摘する必要があります。
もし部下の報告・相談・連絡が遅いとどうなるか。
報告・相談・連絡がなかったり遅かったりする部下にいらいらする。
上司はしびれを切らして、部下に声をかけます。
「例の件はどうなったのか」
「今の進行状況を聞かせてほしい」
「今後の予定はどうなっているのか」
これでは上司の手間暇が増えます。
上司から、いつもがみがみ言われるようになるのです。
上司ががみがみうるさい原因は、部下による報告・相談・連絡が遅いせいかもしれません。
部下による報告・相談・連絡が遅いと、温厚な上司ですら、いらいらさせてしまいます。
仕事ができる人は、上司から聞かれる前に報告・相談・連絡をします。
基本的に意思疎通が能動的です。
「意思疎通は、少ないくらいなら多いほうがいい」という考え方です。
上司はいつも部下の様子が気になっていることを知っています。
上司を少しでも安心させたいため、まめに報告・相談・連絡を心がけます。
「ここまで終了しています」
「今、このような状況です」
「今後はこう進める予定です」
ことあるたびに部下から報告・相談・連絡があると、上司も安心できます。
細かな意思疎通を心がけると、上司から信頼が得られます。
役立つアドバイスをもらいやすくなります。
ますます仕事がはかどるのです。