執筆者:水口貴博

仕事ができる人とできない人の30の違い

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仕事ができない人は、経緯・言い訳から話し始める。仕事ができる人は、結果・結論から話し始める。

仕事ができない人は、経緯・言い訳から話し始める。仕事ができる人は、結果・結論から話し始める。 | 仕事ができる人とできない人の30の違い

報告では、伝える順が大切です。

報告内容をすべて伝えるなら、伝える順は自由と思うかもしれません。

しかしビジネスにおいて、伝える順は、報告内容と同じくらい大切です。

伝える順だけで、仕事ができる・できないを判断されてしまうことがあります。

伝え方だけで仕事の能力を判断されたくないと思うかもしれませんが、実際には判断されてしまう現実があります。

伝える順によって印象だけでなく評価にも影響するため、常に意識しておくことが大切です。

仕事ができない人は、まず経緯・言い訳から話し始めます。

たとえば、上司に取引先との交渉内容を報告する場面があるとします。

詳細を詳しく説明して、最後に交渉が成立したのかどうかを話します。

時系列順に話したほうが、相手は理解しやすいと思うかもしれません。

都合の悪い報告なら、心理的に言いにくいため、後回しにしたくなるでしょう。

しかしビジネスにおいて、経緯・言い訳から始める話し方は不適切です。

ビジネスでは、スピードが命です。

経緯・言い訳から始める話し方は、話を最後まで聞かないと重要なところがわかりません。

話が長くなればなるほど、聞くことに体力・集中力を使い、相手を疲れさせます。

相手を待たせることになるため、いらいらさせてしまうでしょう。

もし報告中、何らかの事情で中断されると、結論を伝えることができなくなります。

経緯・言い訳から話し始めると、ビジネスでは「仕事が遅い」と誤解され、低く評価されます。

仕事ができる人は、結果・結論から話し始めます。

たとえば、上司に交渉内容を報告する場面なら、詳細は後回しにして、まず成立の有無から話し始めます。

報告順は、よい内容だけでなく、悪い内容でも同じです。

最初に結論がわかることで、聞く人は最重要ポイントが把握でき、後に続く詳細も聞きやすくなります。

結論から話すとスピード感が出ます。

相手に「仕事が速い」「仕事ができる」という印象を与えるでしょう。

たとえ悪い報告であっても、結論から話し始めたほうがスマートです。

もし報告中に会話が中断しても、結論だけは伝えられているので、問題を最小限に抑えられます。

仕事ができる人とできない人の違い(10)
  • 報告は、経緯・言い訳より、結果・結論から話し始める。
仕事ができない人は、お金をかけないで学ぼうとする。
仕事ができる人は、お金をかけて学ぼうとする。

仕事ができる人とできない人の30の違い

  1. 仕事ができない人は、外見に無頓着。
    仕事ができる人は、お金と手間暇をかけて外見を磨く。
  2. 仕事ができない人は、名刺をズボンのポケットから取り出す。
    仕事ができる人は、名刺入れから取り出す。
  3. 仕事ができない人は、誰とでも名刺交換をする。
    仕事ができる人は、必要な人物に絞って名刺交換をする。
  4. 仕事ができない人は、真似を全否定する。
    仕事ができる人は、参考として積極的に真似をする。
  5. 仕事ができない人は、目標を高く設定して、途中で挫折する。
    仕事ができる人は、目標を低く設定して、達成感で突っ走る。
  6. 仕事ができない人は、目標が抽象的。
    仕事ができる人は、目標が具体的。
  7. 仕事ができない人は、仕事の意味や目的に興味関心がない。
    仕事ができる人は、仕事の意味や目的を意識している。
  8. 仕事ができない人は、午後から調子を上げる。
    仕事ができる人は、午前から調子を上げる。
  9. 仕事ができない人は、上司に聞かれてから報告・相談・連絡をする。
    仕事ができる人は、上司から聞かれる前に報告・相談・連絡をする。
  10. 仕事ができない人は、経緯・言い訳から話し始める。
    仕事ができる人は、結果・結論から話し始める。
  11. 仕事ができない人は、お金をかけないで学ぼうとする。
    仕事ができる人は、お金をかけて学ぼうとする。
  12. 仕事ができない人は、ぎりぎりで行動する癖がある。
    仕事ができる人は、余裕を持って行動する習慣がある。
  13. 仕事ができない人は、着手が遅く、ぎりぎりに終わらせる。
    仕事ができる人は、着手が早く、早めに終わらせる。
  14. 仕事ができない人は、だらだらしながら仕事をするのが好き。
    仕事ができる人は、集中して仕事をするのが好き。
  15. 仕事ができない人は、集中ができなくて諦める。
    仕事ができる人は、集中できない理由を考えて、環境を整える。
  16. 仕事ができない人は、予定変更の際、後ろ倒しにする。
    仕事ができる人は、前倒しにする。
  17. 仕事ができない人は、一生懸命仕事をしているふりをする。
    仕事ができる人は、本当に一生懸命仕事をしている。
  18. 仕事ができない人は、しなければいけないことを考え、押しつぶされる。
    仕事ができる人は、しなくていいことを考え、効率化を図る。
  19. 仕事ができない人は、家族を犠牲にしながら仕事をする。
    仕事ができる人は、家族を大切にしながら仕事をする。
  20. 仕事ができない人は、完成してから提出する。
    仕事ができる人は、試作段階で仮提出する。
  21. 仕事ができない人は、難しい課題から逃げる。
    仕事ができる人は、難しい課題だからこそ挑戦する。
  22. 仕事ができない人は、意地でも1人でやり遂げようとする。
    仕事ができる人は、限界を感じたら、潔く人に手伝ってもらう。
  23. 仕事ができない人は、不明点があっても、恥ずかしくて質問しない。
    仕事ができる人は、恥を覚悟の上、勇気を出して質問する。
  24. 仕事ができない人は、困ったときに頼れる人がいない。
    仕事ができる人は、頼りになる相談役がいる。
  25. 仕事ができない人は「睡眠は仕事を怠けているのと同じ」と考えている。
    仕事ができる人は「睡眠も仕事の一環」と考えている。
  26. 仕事ができない人は「変化したくない」と思っている。
    仕事ができる人は「変化しないほうが危険」と思っている。
  27. 仕事ができない人は、ストレスを酒と食で発散させる。
    仕事ができる人は、運動で発散させる。
  28. 仕事ができない人は、会社に利用される。
    仕事ができる人は、会社を利用する。
  29. 仕事ができない人は「逃げの手段」として転職をする。
    仕事ができる人は「キャリアアップの手段」として転職をする。
  30. 仕事ができない人は、途中で勉強をやめる。
    仕事ができる人は、とにかく勉強を続ける。

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