与えられた仕事を、いつ終わらせるかが問題です。
仕事ができない人は、まず仕事に着手するのが遅い。
「締め切りさえ守れば問題ない」と考えています。
仕事を与えられても「締め切りまで時間がたくさんあるから大丈夫」と油断して、なかなか仕事に取りかかりません。
締め切りが近づいて余裕がなくなってから焦り始め、ようやく重い腰を上げて着手します。
そのため、いつも仕事が終わるのが締め切りぎりぎりです。
締め切り直前、もしくは締め切り当日。
焦りながら仕事をするため、単純なミスや間違いが増えて、質が低くなります。
仕事を見直す時間も十分にないため、完成度も低い。
もし途中で想定外のトラブルが発生すると、予定が狂います。
納期を守れなくなれば、先方の信頼を裏切る結果にもなるのです。
一方、仕事ができる人は違います。
仕事ができる人は、まず仕事に着手するのが早い。
事情がないかぎり、仕事を与えられた当日から取りかかります。
心がけているのは、できるだけ仕事を早く終わらせること。
そのため、余裕を持って仕事を進めることができます。
途中でトラブルが発生しても、早めに着手しているので、挽回する余裕があります。
落ち着いて仕事ができるため、集中力を発揮でき、質が高くなります。
仕事が一通り終われば見直しをする余裕もあるため、ミスや間違いが少なくなり、完成度も高くなります。
仕事の見直しが終われば、余計な先延ばしはせず、1日でも1時間でも早く提出します。
一般的に仕事は、遅いより早いほうが好印象・高評価です。
仕事が速く、質も完成度も高いので、依頼主にも喜んでもらえるのです。