執筆者:水口貴博

仕事ができる人とできない人の30の違い

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仕事ができない人は「逃げの手段」として転職をする。仕事ができる人は「キャリアアップの手段」として転職をする。

仕事ができない人は「逃げの手段」として転職をする。仕事ができる人は「キャリアアップの手段」として転職をする。 | 仕事ができる人とできない人の30の違い

仕事をしていると「転職」という文字が頭をよぎることがあります。

特に仕事を辞めたくなったときは、転職を考えやすい瞬間です。

仕事上の事情で転職を検討し始めますが、仕事ができる人とできない人とでは、転職に対する考え方が違います。

仕事ができない人は「逃げの手段」として転職をします。

「仕事が嫌になったから会社を辞めたい」

「職場の人間関係が悪いから、別の会社に移りたい」

転職広告のキャッチコピーから刺激を受けると、会社を辞めたい気持ちが高ぶります。

特に転職の成功事例を見ると、気持ちがあおられます。

羨ましい気持ちが出てきて、自分にもできそうな気がしてきます。

別の会社に転職したほうが、今より仕事環境がよくなって、年収も増えるような気がしてくる。

その結果、入社して3年も経たないうちに転職をしようとします。

しかし、逃げの転職の多くは、失敗します。

実績と実務経験が不十分のまま転職に挑んでも、書類選考や面接で評価されず、不採用の連続になるでしょう。

たとえ採用されたとしても、同じ状況に陥る可能性が高い。

前職で失敗したまま転職をしているので、新しい職場でも、再び仕事や人間関係でつまずきます。

逃げの転職は、年収が前職より下がる傾向があります。

最終的にまた仕事を辞めたくなるのです。

では、完全に転職は悪いかというと、そうではありません。

仕事ができる人も転職に挑みますが、目的が違います。

仕事ができる人は「キャリアアップの手段」として転職を検討します。

実績と実務経験を十分積み上げ、現在の職場で物足りなくなれば、別の世界で自分を試したくなります。

本当は同じ職場でレベルアップができればいいのですが、会社によっては限界もあるでしょう。

そうしたときこそ、転職がうってつけです。

社会人としてさらに飛躍するため、キャリアアップの手段として転職をすれば、よい結果が待っているでしょう。

実績と実務経験が十分なら、強力な武器になり、転職活動がスムーズに進みます。

十分なキャリアを身につけたうえでの転職なので、年収アップも期待できます。

仕事ができる人とできない人の違い(29)
  • 転職をするなら「逃げの手段」ではなく「キャリアアップの手段」として活用する。
仕事ができない人は、途中で勉強をやめる。
仕事ができる人は、とにかく勉強を続ける。

仕事ができる人とできない人の30の違い

  1. 仕事ができない人は、外見に無頓着。
    仕事ができる人は、お金と手間暇をかけて外見を磨く。
  2. 仕事ができない人は、名刺をズボンのポケットから取り出す。
    仕事ができる人は、名刺入れから取り出す。
  3. 仕事ができない人は、誰とでも名刺交換をする。
    仕事ができる人は、必要な人物に絞って名刺交換をする。
  4. 仕事ができない人は、真似を全否定する。
    仕事ができる人は、参考として積極的に真似をする。
  5. 仕事ができない人は、目標を高く設定して、途中で挫折する。
    仕事ができる人は、目標を低く設定して、達成感で突っ走る。
  6. 仕事ができない人は、目標が抽象的。
    仕事ができる人は、目標が具体的。
  7. 仕事ができない人は、仕事の意味や目的に興味関心がない。
    仕事ができる人は、仕事の意味や目的を意識している。
  8. 仕事ができない人は、午後から調子を上げる。
    仕事ができる人は、午前から調子を上げる。
  9. 仕事ができない人は、上司に聞かれてから報告・相談・連絡をする。
    仕事ができる人は、上司から聞かれる前に報告・相談・連絡をする。
  10. 仕事ができない人は、経緯・言い訳から話し始める。
    仕事ができる人は、結果・結論から話し始める。
  11. 仕事ができない人は、お金をかけないで学ぼうとする。
    仕事ができる人は、お金をかけて学ぼうとする。
  12. 仕事ができない人は、ぎりぎりで行動する癖がある。
    仕事ができる人は、余裕を持って行動する習慣がある。
  13. 仕事ができない人は、着手が遅く、ぎりぎりに終わらせる。
    仕事ができる人は、着手が早く、早めに終わらせる。
  14. 仕事ができない人は、だらだらしながら仕事をするのが好き。
    仕事ができる人は、集中して仕事をするのが好き。
  15. 仕事ができない人は、集中ができなくて諦める。
    仕事ができる人は、集中できない理由を考えて、環境を整える。
  16. 仕事ができない人は、予定変更の際、後ろ倒しにする。
    仕事ができる人は、前倒しにする。
  17. 仕事ができない人は、一生懸命仕事をしているふりをする。
    仕事ができる人は、本当に一生懸命仕事をしている。
  18. 仕事ができない人は、しなければいけないことを考え、押しつぶされる。
    仕事ができる人は、しなくていいことを考え、効率化を図る。
  19. 仕事ができない人は、家族を犠牲にしながら仕事をする。
    仕事ができる人は、家族を大切にしながら仕事をする。
  20. 仕事ができない人は、完成してから提出する。
    仕事ができる人は、試作段階で仮提出する。
  21. 仕事ができない人は、難しい課題から逃げる。
    仕事ができる人は、難しい課題だからこそ挑戦する。
  22. 仕事ができない人は、意地でも1人でやり遂げようとする。
    仕事ができる人は、限界を感じたら、潔く人に手伝ってもらう。
  23. 仕事ができない人は、不明点があっても、恥ずかしくて質問しない。
    仕事ができる人は、恥を覚悟の上、勇気を出して質問する。
  24. 仕事ができない人は、困ったときに頼れる人がいない。
    仕事ができる人は、頼りになる相談役がいる。
  25. 仕事ができない人は「睡眠は仕事を怠けているのと同じ」と考えている。
    仕事ができる人は「睡眠も仕事の一環」と考えている。
  26. 仕事ができない人は「変化したくない」と思っている。
    仕事ができる人は「変化しないほうが危険」と思っている。
  27. 仕事ができない人は、ストレスを酒と食で発散させる。
    仕事ができる人は、運動で発散させる。
  28. 仕事ができない人は、会社に利用される。
    仕事ができる人は、会社を利用する。
  29. 仕事ができない人は「逃げの手段」として転職をする。
    仕事ができる人は「キャリアアップの手段」として転職をする。
  30. 仕事ができない人は、途中で勉強をやめる。
    仕事ができる人は、とにかく勉強を続ける。

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