行為や親切を受けたときには、お礼です。
たとえば、忙しい人と会って打ち合わせをしたとしましょう。
相手は忙しい中、貴重な時間を割いてくれました。
打ち合わせが終わって別れた後、メールなどでお礼を伝えますが、お礼の早さが重要です。
人付き合いが下手な人は、お礼を後回しにしがちです。
特別な理由がないにもかかわらず、疲れや面倒を言い訳にして、お礼を後回しにします。
2日後や3日後になってしまう。
お礼が遅くなればなるほど、感謝の気持ちも冷めるため、うまく伝えにくくなります。
あまりお礼を後回しにすると、記憶も薄れてしまい、お礼をすることすら忘れてしまうのです。
行為や親切を受けたら、一言でもお礼を伝えるのが人付き合いのマナーです。
人付き合いが上手な人は、当日中にします。
打ち合わせが終わった直後、メールなどでお礼の連絡をします。
時には、夜が遅かったり急用があったりすることもあるでしょう。
どうしても都合が悪く、当日中のお礼が難しい場合は、遅くても翌日にします。
感謝の気持ちが熱いうちにお礼をするので、お礼の言葉にも気持ちを込めやすくなります。
本人は「早くしなければいけない」という義務でお礼をしているのではありません。
本当に相手への感謝の気持ちがあるので、いつも自然とお礼が早くなっています。
もちろんお礼が早いので、相手に喜ばれます。
早くお礼を伝えることで、相手は「会ってよかった」「もっと親しくなりたい」などの気持ちが強くなるでしょう。