人付き合いが下手な人は、徹底した秘密主義です。
相手のプライベートは知りたがる割に、自分のプライベートは話そうとしません。
本音を言わず、建前ばかり。
自分の過去も私生活も黙ったまま。
自分のプライベートを話すと、自分の評価が下がったり印象が悪くなったりすることを恐れています。
そのためなかなか人と打ち解けて話せません。
もちろん秘密にしたいことがあるのはいいのです。
誰にでも話したくないことが、1つや2つあるのは当然です。
どうしても秘密にしたいことまで、わざわざ公開する必要はないでしょう。
しかし、個人的なことすべてを秘密にしたままでは、周りから自分を理解されません。
人付き合いに分厚い壁ができます。
自分のプライベートは明かさず、相手だけプライベートの話をさせるのは不公平でしょう。
心を閉じたままでは、相手が誰であっても打ち解けるのは困難です。
自分が心を閉じていると、相手も心を開きにくくなります。
親友はおろか、友人を作るのさえ難しくなるのです。
人付き合いが上手な人は、少しずつ自己開示をします。
もちろん最初からあけすけにプライベートを話すわけではありません。
相手と親しくなるにつれて少しずつ警戒を解き、心を開いていきます。
少しずつ自分の過去や私生活について打ち明けていきます。
個人的な話をするから、自分のことが相手に理解されるようになります。
自分から心を開けば、相手も警戒心が解け、心を開きやすくなります。
人付き合いが上手な人は、自己開示が上手な人ともいえます。
相手に心を開いてもらいたければ、自分から心を開くことが大切です。
自分から自己開示をすることで、相手も自己開示をしてくれます。