自分に厳しくするか、優しくするか。
他人に厳しくするか、優しくするか。
これらの違いは、人付き合いの善しあしに影響するポイントです。
人付き合いが下手な人は、まず自分に優しくなります。
約束を守ろうとする意識が乏しく、約束を破ることが多い。
難しそうなことは、条件や許容範囲の緩和をお願いして、簡単にしてもらう。
できないことがあれば、すぐ諦めて、誰かにお願いする。
それでありながら、ミスや失敗をしたときには言い訳や責任転嫁の癖があり、許してもらおうとする。
自分に優しくなりますが、一方で他人には厳しくします。
常に完全な仕事を要求する。
わずかなミスや失敗を許さない。
理不尽な要求を押し付けることも多い。
もし他人が失態を犯せば、強い言葉で怒鳴りつけたり、厳しい罰則を与えたりする。
自分にも他人にも厳しいなら、強い心と信念が感じられるので、まだ周りから好意的に受け止められるでしょう。
しかし、自分に優しい割に他人には厳しい状態は、ただの甘えです。
自分が一番大切であり、保身の気持ちが強いことがわかります。
自分と他人に対する態度が大きいので、周りの人から悪印象を持たれるのです。
一方、人付き合いが上手な人は、この逆です。
人付き合いが上手な人は、まず自分に厳しくなります。
小さな約束であっても、きちんと守ろうとする。
1つのミスや失敗もないよう心がける。
常に丁寧な仕事を心がけ、できるだけ完璧を目指そうとする。
もしミスや失敗を犯せば、誠実に謝り、深く反省します。
自分には徹底して厳しい一方、他人には優しくなります。
約束を破られても、注意するだけで、怒ることはない。
他人のミスや失敗には寛容で、慰めたり勇気づけたりする。
時には、一緒に改善案や解決策を考える。
もちろん見返りを要求することもない。
自分に厳しく他人に優しい人は、モテる条件の1つ。
接しやすいので、多くの人から慕われ、愛されるのです。