素晴らしく外見が整った人を目の前にしたとき、衝撃が走ると同時に、自分の気が小さくなった経験はありませんか。
心の中では「いいな。付き合いたいな。でもどうせ自分なんかとは付き合ってくれないだろうな」と弱気になってしまいがちです。
しかし、自分では手の届きそうにない人にこそ、思い切って挑戦してみるのです。
競争率の高い人を選ぶと、緊張が大きくて大変ですが、恋愛力は身につきます。
自分からあえて競争率の高い人に突き進んでいくことで、どんどん力がついてくるのです。
何とかして相手を振り向かせるために、普段使わないような頭の片隅をかき回してフル回転させましょう。
どうすれば相手に振り向いてもらえるか、喜んでもらえるか、実際の恋愛に当てはめて考えると、難しくて面白いのです。
映画『メリーに首ったけ』というロマンチックコメディーがあります。
主人公テッドには、メリーという女性に恋をして、首ったけになります。
何とか振り向いてもらおうと、あれこれと挑んでいく恋愛模様を描いています。
メリーは、絶世の美女です。
主人公だけでなく、ほかにも狙っている男性がたくさんいます。
何とかメリーに振り向いてもらおうとする主人公の気持ちは、私も1人の男として同感しました。
好きな人の前で緊張してしまい、いつもの自分が出せなくなって、好きな人の前に限って失敗をしてしまう経験はありませんか。
学生のころ、クラスに1人はいたマドンナへの憧れの感情を、面白おかしく表現し、懐かしい気分にさせてくれる作品です。
のちにテッドは多くの恋愛の壁を乗り越え、メリーに近づいていきます。
あえて自分には手の届かない美女だけに、テッドは恋愛力を高めるのです。