保険業の友人がいると、保険の営業がやってきます。
保険の営業は、身近な人をターゲットにするのが鉄則です。
友人は、甘い言葉であなたを勧誘してくるかもしれません。
「おすすめの保険がある。入らないと損」
「ダメなら、すぐ解約しても大丈夫」
「今なら特別、最初の3カ月分が無料。ここに、サインをするだけ」
仲のいい友人から言われると「まあいいかな」と思うかもしれません。
しかし、ここが要注意。
仲のいい友人から勧められても、必要なければ断ることです。
断りにくいかもしれませんが、その感情を振り切ることです。
保険とは、お付き合いで入るものではありません。
将来のトラブルに備えて入るものです。
人生設計は人それぞれですから、保険加入の判断も人それぞれです。
「いつもお世話になっているから」という理由で保険に入るのは、失敗しに行くようなもの。
保険は、人生で最も高い買い物の1つです。
統計データによると、人生で高額の買い物の1番が「家の購入」であり、次に「保険」といわれています。
高額の買い物である保険を「お付き合い」という理由だけで決めるのは、賢明ではありません。
ずるずるお金だけが消えていき、いつもお金がなくて苦しみます。
いろいろなものを買わされ、一文無しになります。
周囲の意見を聞くのはいいのですが、あくまで参考です。
必要なければ、いくら仲のいい関係であっても、断る勇気をもつことです。
断ったくらいで切れる友情なら、その程度なのです。