私たちにとって大切なのは、誰かに見られているときの努力ではありません。
誰かに見られていないときの努力です。
1人のとき、どれだけ努力をこつこつ続けられるかです。
ここで本当の差がつきます。
誰かに見られているときはいいのです。
人目があるときは、監視の役目を果たすため、サボれません。
人目が適度によい緊張感を生み出し、仕事をはかどらせる効果もあります。
難しいのは、誰かに見られていないときの努力です。
誰もいないときは、監視の目がないため、モチベーションの管理が難しい。
サボったりしても、笑われることはありません。
手抜きをしても、怒られることはありません。
気持ちがたるんで、自己管理が難しいのです。
しかしです。
ここに大きな誤解があります。
誰にも見られていない時間は、あるようで、実際はないのです。
人には見られていませんが、天が見ているからです。
あなたの行動を、いつも天が監視しています。
1人のときも、天があなたの様子をつぶさに確認しています。
あちらからはこちらが見えますが、こちらからはあちらが見えません。
私たちは、いつも天に見られている状態です。
仕事を手抜きしていい瞬間はありません。
誰もいないときは、天に見られていることを思い出し、気持ちを引き締めましょう。
今この瞬間も、あなたの行動は天に見られています。
天に見られても恥ずかしくない仕事をしましょう。