落ち込んでいる人がする返事は、2種類にわかれます。
どちらが落ち込みから立ち直りやすいかというと「落ち込んでいても、返事だけは元気のいい人」です。
上司に呼ばれたとき、元気よく返事ができるかどうかです。
落ち込んでいると、普通は弱々しい返事をしがちです。
しかし、蚊が鳴くような声で「はい」という返事では、上司を不安にさせるだけで、いいことはありません。
お願いしたい仕事があっても「大丈夫だろうか」と不安が大きくなり、お願いしにくいでしょう。
声を出せば、覇気が出ます。
落ち込んでいるからこそ、威勢のいい声を出して、立て直していくのです。
元気な返事をすれば「元気はなくても、やる気はある」と伝わります。
商売が長続きするお店は、売り上げにかかわらず、店長が元気です。
たとえ売り上げが落ちても「いらっしゃい!」「お待たせ!」「またお待ちしています!」など、声に張りがあります。
勢いのある声があるから、売り上げが落ち込んでも、立て直すことができるのです。
落ち込んでいても、返事だけは元気よく心がけましょう。
「はい!」
「わかりました!」
「よろしくお願いいたします!」
たった一言ですが、相手に与える印象は違います。
返事さえ元気なら、復活のチャンスをつかめるのです。