執筆者:水口貴博

エントリーシートで心がける30の書き方

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簡潔であることを、恐れない。

簡潔であることを、恐れない。 | エントリーシートで心がける30の書き方

自己PRにせよ、志望動機にせよ、大切なのは簡潔な文章です。

簡潔とは、簡単で要領よくまとまっていることをいいます。

長い文章でくどくどした説明は好ましくありません。

できるだけ短い文章でわかりやすく表現したほうが、相手にも読みやすくなります。

ところが、この簡潔に対して、恐怖心を抱く人がいます。

文章が短いと、何か物足りないような気がする。

手抜きをしているような印象もあり、落ち着かない。

もっとたくさん書いたほうがわかりやすくなるのではないかと思い、もどかしい気持ちに悩まされるのです。

もちろん説明が足りなければ、追加の必要はあるでしょう。

誤解を招く恐れがあれば、少し言葉を加えて、意味を正しくする必要もあります。

しかし、短い文章の状態で、意図や意味がきちんと伝わるなら、無駄に恐れることはありません。

同じ内容が伝わるなら、長い文章より短い文章のほうが、評価されます。

短くまとめることも、ビジネスにおける能力の1つ。

ビジネスにおいて、簡潔に表現できる能力は評価されます。

簡潔であることを、恐れないことです。

短い文章でわかりやすく表現できることは、素晴らしいこと。

くどい文章で評価が下がることはあっても、簡潔な文章で評価が下がることはありません。

短い文章であっても、きちんと意図や意味が表現できていれば、自信を持って表現しましょう。

エントリーシートで心がける書き方(7)
  • 簡潔を恐れず、簡潔を心がける。
印象的な言葉にするとは、大げさな修飾語を使う意味ではない。

エントリーシートで心がける30の書き方

  1. エントリーシートとは。
  2. エントリーシートの扱いは、履歴書と同様に重視される。
  3. エントリーシートの作成は、意外に時間がかかる。
  4. エントリーシートを書きながら、自己分析をしない。
  5. まず大切なのは、エントリーシートを作成するときの心持ち。
  6. 聞かれたい質問は、エントリーシートに記載して、面接で質問されやすい状況を作る。
  7. 簡潔であることを、恐れない。
  8. 印象的な言葉にするとは、大げさな修飾語を使う意味ではない。
  9. 最初からしっかり仕上げる必要はない。
    最終的にしっかり仕上げればいい。
  10. 取っつきやすい印象は、選ばれやすさにつながる。
  11. エントリーシートは、手書きとパソコンのどちらで作成すべきか。
  12. 小さな字でたくさん書かれた文章は、第一印象が悪くなりやすい。
  13. 数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。
    数行の文章だから、手間暇を増やす。
  14. 無地の欄に字を揃えて書くための意外な道具とは。
  15. パソコンで応募書類を作成する際は、フォントに注意。
  16. きれいな字で書こうと思うだけでは、きれいな字は書けない。
  17. 夜に書いたエントリーシートには要注意。
  18. 疲れや眠気を我慢して書いたところで、いい文章は書けないだろう。
  19. 心の状態は、そのまま文章にも表れる。
  20. 適度な休憩は、より良いエントリーシートを作成するコツ。
  21. きれいな文面でも、丸写しをしたとわかる内容では、相手の心を動かせない。
  22. 強烈な2大アイキャッチ効果は「手描きのイラスト」と「カラー」。
  23. 「何をしたか」より「なぜそれをしたのか」。
  24. 証明写真も、職種に応じて使い分けたほうが、選考で有利。
  25. 自己PRも志望動機も、嘘はいけない。
  26. 太字は、油性サインペンより筆ペンのほうが、きれいで上品に見える。
  27. 志望動機をスムーズにするのは、ボールペンによるマーキング。
  28. 応募書類の提出の早さは、意欲や熱意を間接的に伝える。
  29. あなたの書いた文章には、期待させる要素がありますか。
  30. 「以上」の一言を、礼儀正しい印象に変える工夫。

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