執筆者:水口貴博

エントリーシートで心がける30の書き方

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数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。数行の文章だから、手間暇を増やす。

数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。数行の文章だから、手間暇を増やす。 | エントリーシートで心がける30の書き方

自己PRと志望動機。

文章として書いてみると、ほんの数行です。

長い時間をかけ、深く考えた割に、書いてみると意外に少ない量。

「ほんの数行のために深く悩むなんて、時間がもったいない」

そう思うかもしれません。

たしかに書く量と手間暇を比較すれば、アンバランスであるのは事実です。

だからつい、軽く考え、軽く書いてしまう。

しかし、それではいけないのです。

ほんの数行の文章でも、その内容を見て、採用担当者は応募者の人柄を評価します。

たとえ完成した文章がたった数行だとしても、よく考え、しっかり悩み、時間をかけて書きましょう。

数行の文章だから、手間暇を減らすのではありません。

数行の文章だから、手間暇を増やすのです。

数多くあるエピソードのどれがふさわしいのかを悩み、どう表現するかを悩みます。

慎重に言葉を選び、何度も見直します。

そのくらい手間暇をかけて作成するのが、自己PRと志望動機です。

たった数行でも、未来の職業と年収に影響する部分。

そう考えると、しっかり手間暇をかける重要性がわかるでしょう。

無駄だと思わず、時間を惜しまず費やしましょう。

エントリーシートで心がける書き方(13)
  • 自己PRと志望動機がたった数行でも、しっかり手間暇をかけて作成する。
無地の欄に字を揃えて書くための意外な道具とは。

エントリーシートで心がける30の書き方

  1. エントリーシートとは。
  2. エントリーシートの扱いは、履歴書と同様に重視される。
  3. エントリーシートの作成は、意外に時間がかかる。
  4. エントリーシートを書きながら、自己分析をしない。
  5. まず大切なのは、エントリーシートを作成するときの心持ち。
  6. 聞かれたい質問は、エントリーシートに記載して、面接で質問されやすい状況を作る。
  7. 簡潔であることを、恐れない。
  8. 印象的な言葉にするとは、大げさな修飾語を使う意味ではない。
  9. 最初からしっかり仕上げる必要はない。
    最終的にしっかり仕上げればいい。
  10. 取っつきやすい印象は、選ばれやすさにつながる。
  11. エントリーシートは、手書きとパソコンのどちらで作成すべきか。
  12. 小さな字でたくさん書かれた文章は、第一印象が悪くなりやすい。
  13. 数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。
    数行の文章だから、手間暇を増やす。
  14. 無地の欄に字を揃えて書くための意外な道具とは。
  15. パソコンで応募書類を作成する際は、フォントに注意。
  16. きれいな字で書こうと思うだけでは、きれいな字は書けない。
  17. 夜に書いたエントリーシートには要注意。
  18. 疲れや眠気を我慢して書いたところで、いい文章は書けないだろう。
  19. 心の状態は、そのまま文章にも表れる。
  20. 適度な休憩は、より良いエントリーシートを作成するコツ。
  21. きれいな文面でも、丸写しをしたとわかる内容では、相手の心を動かせない。
  22. 強烈な2大アイキャッチ効果は「手描きのイラスト」と「カラー」。
  23. 「何をしたか」より「なぜそれをしたのか」。
  24. 証明写真も、職種に応じて使い分けたほうが、選考で有利。
  25. 自己PRも志望動機も、嘘はいけない。
  26. 太字は、油性サインペンより筆ペンのほうが、きれいで上品に見える。
  27. 志望動機をスムーズにするのは、ボールペンによるマーキング。
  28. 応募書類の提出の早さは、意欲や熱意を間接的に伝える。
  29. あなたの書いた文章には、期待させる要素がありますか。
  30. 「以上」の一言を、礼儀正しい印象に変える工夫。

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