自己PRと志望動機。
文章として書いてみると、ほんの数行です。
長い時間をかけ、深く考えた割に、書いてみると意外に少ない量。
「ほんの数行のために深く悩むなんて、時間がもったいない」
そう思うかもしれません。
たしかに書く量と手間暇を比較すれば、アンバランスであるのは事実です。
だからつい、軽く考え、軽く書いてしまう。
しかし、それではいけないのです。
ほんの数行の文章でも、その内容を見て、採用担当者は応募者の人柄を評価します。
たとえ完成した文章がたった数行だとしても、よく考え、しっかり悩み、時間をかけて書きましょう。
数行の文章だから、手間暇を減らすのではありません。
数行の文章だから、手間暇を増やすのです。
数多くあるエピソードのどれがふさわしいのかを悩み、どう表現するかを悩みます。
慎重に言葉を選び、何度も見直します。
そのくらい手間暇をかけて作成するのが、自己PRと志望動機です。
たった数行でも、未来の職業と年収に影響する部分。
そう考えると、しっかり手間暇をかける重要性がわかるでしょう。
無駄だと思わず、時間を惜しまず費やしましょう。