執筆者:水口貴博

履歴書の書き方で心がける30のポイント

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資格を取得していなくても、取得の見込みがあれば記載できる。

資格を取得していなくても、取得の見込みがあれば記載できる。 | 履歴書の書き方で心がける30のポイント

履歴書の資格の欄は、取得している資格を記載します。

履歴書は、私文書という扱いです。

虚偽の記載をすれば、法に触れる可能性もあるため、特に学歴や資格などは、事実を正確に記載する必要があります。

経歴詐称も偽証罪も、立派な犯罪です。

場合によっては、経歴詐称や偽証罪などの問題に発展する可能性もゼロではありません。

したがって、取得している資格は記載できますが、取得していなければ、やはり記載はできないのです。

しかしです。

実は、まだ資格を取得していなくても、資格に向けて勉強中なら、うまく記載できる方法があります。

ポイントは「見込み」という表現です。

たとえば、現在、簿記2級の資格取得に向けて勉強しているとします。

まだ資格は取得していませんが、試験日が明確なら、取得できる日の見込みが立つはずです。

こうした状況なら「簿記2級の取得に向けて勉強中。6月に取得の見込み」などと記載できます。

もし取得できる自信が大きくなければ「○○資格を6月に取得の予定」という、控えめの書き方でもかまいません。

資格の勉強しているのは事実なのですから「見込み」や「予定」という表現を使えば、履歴書に記載できます。

資格の欄も、アピールの場です。

資格取得に向けて勉強している事実があれば、惜しむことなくアピールしましょう。

履歴書の書き方で心がけるポイント(22)
  • 資格に向けて勉強中なら「見込み」や「予定」という表現を使って、記載する。
取得している資格は、すべて書けばいいわけではない。

履歴書の書き方で心がける30のポイント

  1. 履歴書は、ラブレター。
  2. 履歴書に、決まった様式はない。
  3. 履歴書や職務経歴書のサイズに、決まりはあるのか。
  4. 履歴書に、無表情の写真を使わない。
  5. 履歴書の写真は、自分で撮らない。
  6. 就職したい企業が決まる前に、履歴書を書いていい。
  7. 履歴書は、手書きが基本。
    ただし、例外もある。
  8. 履歴書を書くとき、鉛筆は論外。
  9. 「字に自信がないからパソコンで作成」と、安易に考えない。
  10. ボールペンか万年筆。
    どちらで書くほうが好印象になるか。
  11. 履歴書にふさわしい字の大きさとは。
  12. 履歴書は、枠の中に収めるように書くのが無難。
  13. 履歴書に書く名称は、略称ではなく、正式名称。
  14. 履歴書に書く数字は、漢数字ではなく、アラビア数字。
  15. 履歴書は、和暦と西暦のどちらで記載すべきか。
  16. 履歴書に記載する学歴は、いつから書けばいいのか。
  17. 履歴書に嘘を書くと、経歴詐称になる。
  18. 高等学校卒業程度認定試験に合格すれば、最終学歴も高卒になるのか。
  19. 家業を手伝っていた場合の履歴書の書き方。
  20. 辞めたサークル活動は、書けるのか。
  21. たった1文字の誤字脱字が、不採用につながることもある。
  22. 資格を取得していなくても、取得の見込みがあれば記載できる。
  23. 取得している資格は、すべて書けばいいわけではない。
  24. TOEICの点数が低い場合、履歴書に記載しないほうがいいのか。
  25. 趣味・特技などの欄は、自由に書きすぎない。
  26. 無趣味でも「特になし」と書かない。
  27. 書きにくい項目は、どう書けばいいのか。
  28. パソコンで履歴書を印刷するなら、紙の質に注意。
  29. 履歴書の日付は、作成日なのか、提出日なのか。
  30. 履歴書の確認は、黙読だけでは不十分。

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