執筆者:水口貴博

履歴書の書き方で心がける30のポイント

25

趣味・特技などの欄は、自由に書きすぎない。

趣味・特技などの欄は、自由に書きすぎない。 | 履歴書の書き方で心がける30のポイント

履歴書には、趣味・特技の欄が設けられています。

その名のとおり、趣味や特技を書く欄です。

「自分の趣味や特技を書けばいいのか」と単純に思いますが、自由に書けばいいわけではありません。

もちろん基本的に正直に書きますが、印象が悪くなる内容は、あえて書かない配慮も大切です。

たとえば、趣味の欄に「グロテスクなジャンルの映画鑑賞」と書くのは、ふさわしいとは言えないでしょう。

グロテスクが悪いわけではありません。

誤解を招きやすいのです。

たとえ、事実でも「グロテスク」という言葉から、悪い連想をしやすくなります。

「悪事や不正を働く性格の持ち主ではないか」と判断され、選考に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、特技の欄に「盗撮」「盗聴」「キセル乗り」など、違法の疑いがある内容もNGです。

当然ですが、悪事や不正を考える人間を採用したいとは思いません。

特技の欄に、違法をほのめかす内容を書けば、不採用が確実です。

書くべきか迷う以前に、不正はやめましょう。

自分の趣味や特技が誤解されやすいか、自分で判断しにくければ、ほかの人に見てもらうといいでしょう。

先生・家族・友人などに確認をお願いすれば、常識の範囲内か、判断してくれます。

履歴書の書き方で心がけるポイント(25)
  • 趣味・特技は、自由に書きすぎないようにする。
無趣味でも「特になし」と書かない。

履歴書の書き方で心がける30のポイント

  1. 履歴書は、ラブレター。
  2. 履歴書に、決まった様式はない。
  3. 履歴書や職務経歴書のサイズに、決まりはあるのか。
  4. 履歴書に、無表情の写真を使わない。
  5. 履歴書の写真は、自分で撮らない。
  6. 就職したい企業が決まる前に、履歴書を書いていい。
  7. 履歴書は、手書きが基本。
    ただし、例外もある。
  8. 履歴書を書くとき、鉛筆は論外。
  9. 「字に自信がないからパソコンで作成」と、安易に考えない。
  10. ボールペンか万年筆。
    どちらで書くほうが好印象になるか。
  11. 履歴書にふさわしい字の大きさとは。
  12. 履歴書は、枠の中に収めるように書くのが無難。
  13. 履歴書に書く名称は、略称ではなく、正式名称。
  14. 履歴書に書く数字は、漢数字ではなく、アラビア数字。
  15. 履歴書は、和暦と西暦のどちらで記載すべきか。
  16. 履歴書に記載する学歴は、いつから書けばいいのか。
  17. 履歴書に嘘を書くと、経歴詐称になる。
  18. 高等学校卒業程度認定試験に合格すれば、最終学歴も高卒になるのか。
  19. 家業を手伝っていた場合の履歴書の書き方。
  20. 辞めたサークル活動は、書けるのか。
  21. たった1文字の誤字脱字が、不採用につながることもある。
  22. 資格を取得していなくても、取得の見込みがあれば記載できる。
  23. 取得している資格は、すべて書けばいいわけではない。
  24. TOEICの点数が低い場合、履歴書に記載しないほうがいいのか。
  25. 趣味・特技などの欄は、自由に書きすぎない。
  26. 無趣味でも「特になし」と書かない。
  27. 書きにくい項目は、どう書けばいいのか。
  28. パソコンで履歴書を印刷するなら、紙の質に注意。
  29. 履歴書の日付は、作成日なのか、提出日なのか。
  30. 履歴書の確認は、黙読だけでは不十分。

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