就職活動は、加点を狙うより、減点を避けましょう。
もちろん加点を狙うのも大切ですが、減点を避けるのは、もっと大切です。
加点の1点と減点の1点。
点数は同じでも、減点の1点のほうが、採用担当者は重視する傾向があります。
変わったことがなくても、入社してからの教育で、何とかなります。
しかし、変わったことがあると、入社してから、余分な教育が増えます。
「普通のことを普通にできない」と思われると「常識がない」と思われます。
「常識がない」と思われると「入社してからの教育が大変そうだ」と、悪い妄想を膨らませるのです。
そのため、採用担当者は、減点を重視する傾向があります。
もちろん個性を求めている企業の場合は別ですが、一般的な企業の場合、減点の回避を重視したほうがいいでしょう。
多くの企業では、常識のある人を求めています。
「どうすればアピールできるか」より「どうすれば不快を避けられるか」です。
言葉遣いにせよ、話し方にせよ、態度にせよ、同じです。
就職活動は、加点を狙うより、減点を避けたほうが現実的です。