就職活動では、友人や先輩などから、体験談を聞くことが大切です。
ためになる体験談といえば、やはり成功談を考える人が多いのではないでしょうか。
成功例がわかれば、ぜひ自分も取り入れて、真似をしようと思います。
成功例を真似したいと思うのは、当然です。
もちろんこれはこれで参考になり、無駄にはなりません。
しかし、ためになるのは、成功談だけではありません。
失敗談も、ためになります。
「『一応』という言葉を使ったとき、面接官から『話が曖昧』と言われた」
「採用担当者に、悪口を書いたブログを見られ、評価を落とされた」
「採用担当者の名前を言い間違えて、むっとされた」
就職活動は、加点を狙うより、減点を避けることが大切です。
ということは、成功談より失敗談のほうがためになると言えるでしょう。
日頃から、できるだけ多くの友人と失敗談の紹介をして、情報交換をしておきましょう。
OB・OG訪問で、先輩の就職活動の失敗談を聞くのも、一案です。
面白おかしくて、ためになります。
失敗を防ぐことが、成功にもつながるのです。