「準備をすると、素の自分を見せられなくなる」
「自分らしさを出したいから、あえて何も準備しない」
そう考える人がいるようです。
たしかに面接では、自分らしさを見せることが大切です。
事前に準備をすると、本来の自分とは違った言葉遣いや態度になる不安を抱く人もいるでしょう。
不自然な自分になるため、準備を嫌がる人もいるかもしれません。
しかし、準備しないことが、自分らしさを見せることではありません。
自分らしさを見せたいからこそ、準備が必要です。
準備を無視して本番を迎えると、考えが十分に整理されていないため、アピール不足になるでしょう。
思っていることは、その場でうまく伝えられるとは限りません。
言葉遣いを誤ったり、態度が悪かったりすれば、メッセージは正しく伝わらないでしょう。
うまく伝えることができなければ、アピールポイントがあっても、ないのと同然です。
内容・言い方・態度など、きちんと準備をするから、自分らしさをうまく伝えられます。
準備しないことが、自分らしさを見せることだと勘違いしないことです。
本気で就職活動に取り組むなら、やはり面接の準備が必要なのです。