就職活動では「自由」というキーワードを見かけることがあります。
たとえば、エントリーシートや履歴書では、自由記述欄が設けられていることがあります。
アパレル系の面接では「自由な服装でお越しください」と案内されることもあるでしょう。
こうした「自由」という言葉を、本当にそのままの意味で受け止めるのは注意が必要です。
自由記述欄に乱暴な書き込みをしたり、面接に非常識な服装で出席したりするのは、いくら自由とはいえ不適切。
就職活動における「自由」とは「常識の範囲内での自由」という意味です。
自由記述欄は、常識の範囲内で記述を心がけましょう。
「自由な服装でお越しください」と案内されたときも、あくまで常識の範囲内の服装が好まれます。
社会人としての常識を守ったうえで、自由を心がけることが大切です。
「それなら『自由』という言葉を使わないでほしい」と思いますが、これも選考の一部です。
「『自由』の意味くらいはわかっていますよね」という、応募者の常識を確認する意図が含まれているのです。