執筆者:水口貴博

ニートの就職活動を支援する30の言葉

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就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。

就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。 | ニートの就職活動を支援する30の言葉

ニートが就職の準備をするなら、気をつけたい場所があります。

自分の部屋です。

自分の部屋は危ないです。

ベッドがあり、テレビがあり、パソコンがあります。

漫画があり、雑誌があり、ステレオがあります。

逃げ場がたくさんあります。

部屋の中で就職の準備をすると、気持ちが緩みやすくなります。

求人雑誌を読んでいると、そばにある漫画が気になります。

「少し気分転換をしよう」と思って漫画を読むと、そのまま夢中になってしまうでしょう。

部屋の中で履歴書を書いていると、そばにあるベッドに引き寄せられます。

「少し休もう」と思ってベッドに座ると、そのまま眠ってしまい、気づけば翌日になっているでしょう。

ニートの生活が緩みやすいのは、心の問題より、場所の問題もあります。

自分の部屋は、甘い誘惑がたくさんありすぎるため、気持ちが緩みやすいのです。

ニートが就職の準備をするなら、部屋の外に出ましょう。

たとえば、図書館です。

周りに人がいて、ほどよい緊張感があります。

緊張感のある空間の中で、アルバイトの情報雑誌を読んだり、履歴書を書いたりします。

部屋の中より気持ちが引き締まるため、はかどることでしょう。

周りに人がいるので、緊張感があります。

もう少し緊張感が欲しければ、喫茶店や気軽なレストランなども、おすすめです。

店内を流れる音楽や、人混みによる適度なざわつきが、ほどよい緊張感を生み出してくれます。

混み合った時間帯を避け、2時間以内の利用なら、店員も寛大に見てくれるはずです。

外は、逃げ場がありません。

逃げ場がないという状況は、家の外に出るしかありません。

「逃げ場がない」という状況を、自分で作るのです。

逃げ場をなくすことで「やるしかない」という状況になり、就職の準備が前に進むのです。

ニートの就職活動を支援する言葉(6)
  • 仕事の準備は、外に出てする。
世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんある。

ニートの就職活動を支援する30の言葉

  1. 一瞬でも「就職してみようかな」と思うのは、意欲がある証拠。
  2. 他人の不幸を笑う時間を、就職活動に回す。
    建設的な時間になるだろう。
  3. ベッドの上は、ニートにとって、危険がいっぱい。
  4. いきなり高みを目指さない。
    できる範囲から活動しよう。
  5. 最初からスタートダッシュを期待するのは、ナンセンス。
  6. 就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。
  7. 世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんある。
  8. 最初の1社が受け終われば、就職活動の半分は終わったと思っていい。
  9. うまくいかなくてもいい。
    よくないのは、何も行動しないこと。
  10. ニートから脱出できた体験談に難癖をつけるから、いつまでも脱出できない。
  11. 給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。
  12. 仕事の意味は、仕事をしながら考えればいい。
  13. 迷惑をかけるつもりにならないと、ニートから脱出できない。
  14. 就職活動は期限を設けたほうが、張りが出る。
  15. 「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。
  16. 「厳しい」と考えると、気力を奪う。
    「楽しい」と考えると、気力が湧く。
  17. すべて自分の責任にしない。
    すべて相手の責任にしない。
  18. ニートも社会人も、実情は、同じことの繰り返し。
  19. ニートでも、懸命に就職活動する姿は、かっこいい。
  20. 就職難と言われる時代でも、常に募集のある仕事。
  21. やる気が出ないのは、やりたいことではないから。
  22. 勢いが出れば、もっと勢いが出るように心がけよう。
  23. 人と会うのが苦手なら、人と会わなくていい仕事をすればいい。
  24. 面接で、ニートの空白期間を聞かれたときの答え方。
  25. 不採用の通知を受け取るのも、1つの前進。
  26. 空白期間が理由で面接に落とされたなら、喜んでいい。
  27. 不採用に、いちいち腹を立てない。
    次に行こう。
  28. 「ニートから脱出した」という武勇伝は、元ニートしか話せない。
  29. 週に1日でも仕事をすれば、ニートから卒業になる。
  30. ニートの就職に、手遅れはあるのか。

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