執筆者:水口貴博

ニートから脱出する30の方法

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「親がいる環境では甘えてしまう」。

「親がいる環境では甘えてしまう」。 | ニートから脱出する30の方法

ニートの生活は、親との同居が意欲の妨げになっている場合があります。

親がお金をくれるから、働く必要がない。

家があるから、住む場所に困ることもない。

親があらゆる世話をしてくれるから、何もしなくていい。

親がいると、つい甘えてしまうのです。

本来、子どもを助けるべき親の存在が、子どもの自立を妨げている場合があります。

そのことを、親も気づいていない場合さえあります。

「親がいる環境では甘えてしまう」

そんな実感があるなら、方法は1つのみです。

一人暮らしです。

一人暮らしをすれば、すべてを自分で対応しなければなりません。

おなかがすくと、買い物に行かざるを得ない状況になります。

動かざるを得ない状況になることで、動くきっかけを見いだしやすくなります。

周りの環境を新しくすることで、気持ちをリセットさせる効果もあります。

新しい環境には、自分のことを知っている人がいません。

新しい環境で、生活をやり直すと考えれば、行動する勇気も湧いてくるでしょう。

もちろん一人暮らしは、簡単にできるものではありません。

引っ越しには、大きなお金もかかりますから、親の援助が必要になるでしょう。

親に余計な負担をかけるかもしれません。

しかし「親がいる環境では甘えてしまう」という実感があるなら、試す価値はあります。

自分から親に「怠けている自分を引き締めたい。一人暮らしをしたい」と提案をしてみるといいでしょう。

引っ越しや維持費の費用がかかっても「わが子の自立のためなら」と涙をぬぐって、容認してくれる場合があります。

一人暮らしによって、気持ちが引き締まれば、自然と意欲が湧いてくるでしょう。

「親に申し訳ない」と思いますが、その気持ちを行動する意欲に変えることです。

自分から変わろうとする気持ちと行動が大切です。

ニートから脱出する方法(28)
  • 親がいる環境では甘えてしまう実感があれば、一人暮らしをする。
さなぎの状態がないと、チョウになれない。

ニートから脱出する30の方法

  1. あなたの部屋の扉は、未来に続く扉。
  2. ニートからの脱出は、早ければ早いほどいい。
  3. 世の中には、何通りの生き方があるのか。
  4. 笑われない生き方は不可能。
  5. 元気が出ないから、暗い場所にいるのではない。
    暗い場所にいるから、元気が出ない。
  6. 早寝早起きだけでも、成果。
  7. ごみ出しでいいから、外に出る。
  8. 会話がなくてもいい。
    親と一緒に食事ができれば、1つの前進。
  9. 部屋から出ない生活だから、おしゃれが必要。
  10. 「希望がない」とは、やるだけのことをやった人だけが言える言葉。
  11. 部屋の電器製品をオフにすると、人生がオンになる。
  12. 日記をつけると、心の不安定を解消できる。
  13. いかに気分を盛り上げるか。
  14. ビジネス書は、仕事をしていない人にも参考になる。
  15. 完璧主義なんて、捨てたほうがいい。
  16. 可能性は、すごく低くていい。
    後から増やすものだから。
  17. 役立つであろうニュースが、ニートからの脱出を妨げている。
  18. 見栄やプライドを捨てないと、ニートから脱出できない。
  19. ニートから脱出するには、自分で自分を褒める習慣が必要。
  20. ニートを批判する人は、大切な理解が抜けている。
  21. ゆっくりでもいいから、前に進む人が、偉い。
  22. 不登校や退学は、マイナスとは限らない。
    その事実を生かせばいい。
  23. ニートの自由な時間は、資格の勉強に適している。
  24. 幅広い業種で役立つ、5つの資格。
  25. 資格の取得に、1つの無駄もない。
  26. 自分の力だけでは、解決できない問題もある。
  27. 病院さえ行けなければ、往診。
  28. 「親がいる環境では甘えてしまう」。
  29. さなぎの状態がないと、チョウになれない。
  30. 引きこもったまま何もしないと、どうなるか。

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