あなたの結婚の目的は、何ですか。
比べてほしい気持ちがあります。
「好きだから結婚したいのか。結婚したいから好きなのか」です。
いま一度、自分に問いかけて、考えてみましょう。
この2つは、まったく意味が違います。
「結婚したいから好き」と思うのは「とにかく結婚したい」という状態です。
恋している対象が、相手ではなく、結婚です。
結婚が目的になっています。
「結婚すれば、すべてがうまくいく」「とにかく結婚すれば、幸せになれる」と思っています。
いいことではありません。
結婚が目的になると、結婚した瞬間に目的が達成され、気持ちが緩みます。
結婚という形を手に入れたいがために相手を好きになるのは、本当に愛している気持ちではありません。
愛のない夫婦は、仮面夫婦です。
夫婦という形は成立しても、現実では破局を迎えています。
破局した夫婦のもとでは、夫婦生活も子育ても、難しいのです。
理想の状態は「好きだから結婚する」です。
結婚で一番大切なのは、愛です。
お互いのことを、心から思い合う気持ちです。
結婚はあくまでも、戸籍上、夫婦になる手段の1つです。
愛があるからこそ、夫婦生活もうまくいきます。
子育てをするときも、愛情をもって接することができます。
子育てで一番大切なことも、夫婦が仲良くしていることです。
夫婦が仲良くしているから、子どもも愛情を浴びて、すくすく育っていきます。
愛は、夫婦生活を送るうえでの最重要キーワードです。